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ZIPANG-7 TOKIO 2020 2023年4月からロボットが公道を走行します!【経済産業省】

2023.03.29 07:15

経済産業省では、物流分野における人手不足等の課題解決を目指し、自動配送ロボットの社会実装に向けた技術開発支援等の取組を行っています。



2023年4月からロボットの公道走行が可能になることに合わせ、(一社)ロボットデリバリー協会と合同で、経済産業省の敷地内において、自動配送ロボットに関するメディア向けイベントを開催しました。


1.背景と開催概要

2019年に官民協議会を立ち上げ、自動配送ロボットの公道走行実現に向け、産業界や関係省庁等と議論を重ねてまいりました。2023年4月1日には「道路交通法の一部を改正する法律」の施行により、一定の大きさや構造の要件を満たすロボットは、届出制により公道を走行できるようになり、いよいよ自動配送ロボットの社会実装が本格化します。


イベントでは、自動配送ロボットの関連事業者8社のロボット8台が、経済産業省敷地内に集まり、実際の走行・活用シーンを披露しました。



2.イベントの様子

イベントでは、澤井大臣官房審議官(商務・サービス担当)と、(一社)ロボットデリバリー協会 佐藤代表理事の挨拶の後、走行等のデモンストレーションを実施し、その様子を関係者が視察しました。


具体的には、直進や旋回といった基本的動作や、人がロボットの前に飛び出してロボットが急停止する様子、ロッカーを開錠して商品を取り出す様子など、実際の走行・活用シーンに近い形でデモンストレーションを実施しました。


ロボットが急停止する様子


ロッカーから商品を取り出す様子



まず、歩道という公共空間で走行するに当たっては、他の通行者に、自動配送ロボットを知ってもらうことが重要・・・
経済産業省では、今後もロボットデリバリー協会と連携しながら、自動配送ロボットの認知度やサービスの魅力など、社会受容性の向上に努めたいとのこと。



参考

(経済産業省資料より)


自動配送ロボットの社会実装に向けて

令和5年3月27日

経済産業省 一般社団法人ロボットデリバリー協会


自動配送ロボットとは



⚫ 物流拠点や小売店舗などの荷物・商品を配送するロボット。

⚫ EC市場の拡大などにより宅配需要が急増する中、物流分野における人手不足や買

い物弱者対策などの課題解決のため、活躍が期待されている。

⚫ 物流拠点 ⇒ 住宅・オフィスなど

✓ 特に人手が不足する早朝・夜間の配送も可能

✓ 配送と同時に集荷も可能

自動配送ロボットで配送

トラックや人手で配送

⚫ 小売店舗・飲食店 ⇒ 住宅・公園など

✓ フードデリバリーサービスの提供

✓ 自治体による生活必需品の配送(買い物支援)

⚫ 地域内における移動販売

✓ 荷物を積んだ状態で、商店街や観光地などを巡回

✓ 飲食料などを、非対面・キャッシュレスで販売


これまでの経緯

⚫ 2019年度に官民協議会を立ち上げ、国内での実装に向けた検討を開始。

⚫ 改正道路交通法の施行により、2023年4月から、公道を走行することが可能になる。


主な活用事例

⚫ 2020年度以降、全国各地で複数の民間事業者による実証実験が実施されており、

都市部のみならず、地方部においても活用の検討が進んでいる。


経済産業省の今後の取組

⚫ 社会実装の加速のためには、技術開発や制度整備と並行して、新たなサービスの担い

手の発掘・拡大や、社会受容性の向上が必要となる。

⚫ 技術開発支援や、イベントの開催・広報を通じて、自動配送ロボットの早期普及を図る。


社会実装に必要な要素



⚫ 同時走行可能台数の増加のための技術開発支援

⚫ インフラとの連携に関する技術検証支援・手続きの整備

⚫ 活用の手引きの策定(新規活用者向け)

⚫ 裾野拡大のための活動(地域企業、商工団体、自治体など)

⚫ シンポジウム・セミナーの開催 など


経済産業省ウェブサイトにおける情報発信

自動配送ロボットの関連情報を集約。



⚫ 施策の最新情報

⚫ 実証実験の事例

⚫ モデル自治体事例集

⚫ 紹介動画

⚫ 活用可能な予算情報 など


一般社団法人ロボットデリバリー協会

⚫ 自動配送ロボットを活用した配送サービスの業界団体であり、2022年1月に設立。

名 称 一般社団法人ロボットデリバリー協会 / Robot Delivery Association (RDA)

設 立 2022年1月20日

会員数 31(2023年3月時点)

目 的 ロボットデリバリーの普及による人々の生活利便性の向上

遠隔操作型小型車が遠隔操作により安全に通行させることができることについての審査

活 動 (1) 遠隔操作型小型車の安全基準の制定と改訂

(2) 遠隔操作型小型車が遠隔操作により安全に通行させることができることについての審査

(3) 遠隔操作型小型車の遠隔操作者等の人材育成の仕組みの創設と運用

(4) 自動配送ロボットに関係する行政機関や団体等との連携

(5) 自動配送ロボットに関する情報の収集と発信


遠隔操作型小型車の公道での安全な運行

⚫ 協会は、遠隔操作型小型車の安全基準への適合を審査し、合格証※を交付する。

⚫ 使用者は、合格証を添付して都道府県公安委員会へ届出を行った上で、道路交通

法等の法令と協会のガイドラインに従って、遠隔操作型小型車を安全に運行させる。



安全基準とガイドラインの概要

⚫ 安全基準は、遠隔操作型小型車システム※について、リスクアセスメントを求めるととも

に、衝突回避機能等の安全確保の観点からシステムが備えるべき事項を定める。

⚫ ガイドラインは、遠隔操作者の知識・技能の確保等の遠隔操作型小型車を安全に運

行するために使用者が遵守すべき事項を定める。




安全基準の内容(例)

⚫ 遠隔操作型小型車システムについてリスクアセスメントを

実施し、適切な安全対策を講じること。

⚫ 大きさ、最高速度、非常停止装置等が、道路交通法に定め

る遠隔操作型小型車の要件に該当すること。

⚫ 安全確保のため十分な品質の遠隔監視機能、適切な信頼性

の衝突回避機能、的確な操作を行える遠隔操作装置、確実

に停止できる制動装置等を備えること。


ガイドラインの内容(例)

⚫ 道路交通法等の関係法令を遵守して安全に走行させること。

⚫ 安全な運行に必要な遠隔操作者の知識・技能、遠隔操作者

1人あたりの運行台数等の適切な実施体制等を確保すること。


※ 遠隔操作型小型車、遠隔操作装置、関係する機器及びそれらの間の通信によって構成される系のことをいう。


【編集後記】

自動配信ロボットについて

全国市町村の特徴を最も現わしていると思われるもの(形・色・素材・環境・自然・伝統等々)を古今折衷なるデザインで表現できないだろうか…そんなのが日本津々浦々の公道を走る姿を想像するだけで楽しくなってくる・・・


例えば イメージ

青森・弘前「ねぷた」




石川・金沢「百万石まつり・太鼓」




滋賀・近江八幡「安土城天守閣」





京都・八坂神社「祇園祭」東御座(四若神輿会)





島根・邑南町「虫送り神事」



自動配達ロボットで、
日常における日本の新しい祭り?の形を創作出来ないだろうか?
良い案が喉元迄出かかっているのだけれど…あゝまた、我田引水か・・・



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(順不同・敬称略)

経済産業省
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 電話 :03-3501-1511

一般社団法人ロボットデリバリー協会
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-5-1 半蔵門PREX South 8F

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


空飛ぶ車

都市


離島



都市の渋滞を避けた通勤、通学や通園、離島や山間部での新しい移動手段、災害時の救急搬送や迅速な物資輸送などの構想を描いて、様々な分野の関係者が、「空飛ぶクルマ」の開発を始めています。

こうした構想を具体化し、日本における新しいサービスとして発展させていくためには、「民」の将来構想や技術開発の見通しをベースに、「官」が、民間の取組みを適時適切に支援し、社会に受容されるルールづくりなどを整合的に進めていくことが重要です。

経済産業省は、国土交通省とともに今年8月より「空の移動革命に向けた官民協議会」を開催し、ロードマップを取りまとめました。

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-2 TOKIO 2020 ~経済産業省、国土交通省合同~「鉄腕アトムの世界がやって来る!“空飛ぶクルマ”の実現に向けたロードマップを作成‼」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5545389



JobyのeVTOL


トヨタは、昨今の都市部の渋滞や環境負荷の低減、また過疎地域の輸送手段の確保など、様々な交通課題の解決に向け、eVTOLを用いたモビリティサービスの実現が期待されています。

このeVTOLの開発・製造における技術は、電動化、新素材、コネクティッドなどの分野において次世代環境車の技術との共通点も多く、eVTOLは自動車事業との相乗効果を活かした新たなモビリティ事業に発展する可能性があると考えています。


ZIPANG-4 TOKIO 2020 トヨタ自動車、空のモビリティの実現に向けて、Joby Aviationと電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発・生産で協業!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7599317



※現在、2000件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


新サイトの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


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ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
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ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
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ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
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ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
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