柳と燕
2018.05.22 09:30
4月になると、ツイッターでツバメの話を見るようになり、
5月になると、皆が巣作りなどを応援する様子が伝わってきて、
毎年恒例の温かく、嬉しい話題です。
ツバメで感じる春の訪れ。
そして、さわやかな風が緑になった柳の葉を揺らして、
いよいよ夏が近づいてきたなーと感じる日も。
“柳”と“燕”はよく組み合わせられ、
広重の「名所江戸百景 /八つ見のはし(夏の部)」にも描かれています。
コチラは花札の『柳に燕』。
全部で48枚ある花札には、12ヶ月分の季節に合わせた花や動物がそれぞれに描かれています。
先ほど春の訪れと夏の気配と言いましたが、
この札は“11月”の札なのです。ツバメが去り行く秋の札・・・。
それにしても、赤と黄が鮮やかなこと!!!