一流の記述のために。
2023.03.30 01:00
新5年国語は、記述についての
話をしてゆきました。
問題は、良問揃いですが、
あえて学年は落として
教材を用意しています。
メリットは、答えとなる中心文を
見抜きやすいということ、
ほどよく、解答をいじりやすい
ということ。
時に副詞を省略し、
時に具体表現を排除し、
時に名詞化して文を
短くしたりなど、
いろんな技を教えるのに、
効果的なのです。
国語の実力は、答えばかり
文字数で追いかけても
全く育まれないどころか、
実力の育成を阻害する要因にも
なるのです。
記述をする時、どの中心文を
使えばいいのかがわかりやすい
レベルからしっかりと入り、
その中心文をどう操作するか?を
考えられるようになって、
初めて複数の文をまとめてゆく
あたまが仕上がってゆきます。
国語は、使う技術が少ない
教科ですが、正しく技術を
身につけないと効果がなかなか
出ない教科の一つです。
不思議とこの学年は
国語への関心も高いです。
説明するたびに、
もっとこうしたらいいかな?とか、
もっとここはいいかえられそう!とか、
よく発言が出るんです。
どう育ってゆくか、
この2年間が楽しみな
学年の一つです。