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マヤ

『W旦那+(プラス)』 the "no" phase① 三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.05.22 23:00

「魔の二歳児」




隆臣には無縁のことだなんて思っていた。




初めての動物園で、初めての友達と出逢った。




その日から数日後、それは突然始まった。






健二郎「たっくん、今日は健ちゃんと一緒やで!なにして遊ぶ?虫取ごっこがえーか?」




隆臣「いやん」





健二郎「……」





健二郎「俺の聞き間違いかな?今イヤってゆうたよーな…」




臣「イヤって言ったんだよ  笑」




隆二「突然始まったんだ、イヤイヤ期」




健二郎「嘘やろ?たっくんが大好きな遊びの師匠・健ちゃんやで?」




隆臣は柔かい素材でできた車のオモチャを持って、ブーブー言いながら一人で遊んでいる。




健二郎「たっくん!車のオモチャ買ってもらったんか?健ちゃんに見せてみ?」




隆臣はぷん😡っとして「やん」と返した。




健二郎「……えーっ!?」




隆二「まぁ、そういう訳で、この間ベビーシッターしてもらった時とは、全く別の幼児だと思って…よろしくね!健ちゃん」




健二郎「あの素直で可愛い俺の1番弟子が…何かの間違いやろ?」




臣が健二郎の肩をポンっと叩いた。




臣「前は泊りがけだったけど、今日は俺らがジャケ写撮りに行って、帰ってくるまでの数時間だから、楽勝だって」




隆二「健ちゃんがZIPに間に合うように、余裕持って帰ってくるから」




健二郎「それは全然心配してへんけど…」




隆臣はカットしたばかりのお洒落な髪型をして、プーと可愛らしく頬を膨らませて健二郎を見ている。




臣「じゃ、隆臣!お父さんに行ってらっしゃいのチューして♫」




臣が隆臣の隣に膝をついた。




隆臣「おとーしゃん?」




臣「ん、そーだよ」




隆臣「いやん」




頬を膨らませ、プンとそっぽ向いた。




臣「この、イヤイヤ坊主め!」




臣が隆臣を捕まえて、こしょこしょくすぐる。



隆臣「きゃぁあ!…いやん」




隣でじゃれ合ってる親子を見て、隆二が言った。



「ほーら、じゃれ合ってないで、臣行くよ!」




臣「いやん」




隆二「マネすんな  笑」




臣「この可愛い坊主、どうしてやろうか?  笑」




隆二「坊主って言うな!  笑」




隆二「たっくん、パパにチューして」




隆臣「やー」




隆二「じゃあ、パパ達だけチューしてもいい?」




隆二と臣が口を尖らせて、ゆっくり顔を近づけようとすると、




真ん中で隆臣が、二人の顔に手を当てて止めに入った。




「チュー😚ダメーっ」




「こーりゃ!たっくん」




隆二が隆臣と臣を引き寄せ、二人にチュッチュっと素早くキスをした。




健二郎「はい、そこの親子!落ち込んでる健ちゃんの前で、これ見よがしにじゃれ合ってんと、早よしーや」




隆二「羨ましい?健ちゃんもしたろか?」




健二郎「エセ関西人、早よ行け  笑」




隆二「へへへ♫じゃ、臣行こか?」




臣「ん」




隆二「健ちゃんといい子にしててね!

たっくん、オケ?」




隆臣「いやん➰🐻」





健二郎「…なにこれ?アカン💧耐えれるかな?」





つづく