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ウツギ 空木 0162 3000mの思い出

2018.05.16 13:59

ウツギと聞けば、
中央アルプスの空木岳を、思い出しますが、
東京や大阪の、今頃の季節は、暑い。
 
残雪の雪模様が、ウツギの花に似ているとか、
実際にウツギが多いからとかと、
言われています。
 
わたしは、若い頃に、
夏は、高山植物の咲く稜線に、登らなければ、
気が済みませんでしたが、
50才代後半に、諦めました。
 
日本の夏山といえども、
3000mくらいなら、平気な体力を、
維持するには、
毎日1時間以上のトレーニングが、
必要でした。
 
その疲れが、回復するまでに、
10時間以上もかかるようですと、
ほかの仕事が、何も出来なくなりますので、
事実上、トレーニングが不能になります。
 
50才代後半になると、
どうしても、疲労回復が遅くなり、
夏山さえ、登れなくなりました。
 
デジカメが使える時代に、
高山植物を、たくさん撮れたので、
満足ですが、
どうせ死ぬのに、関係ありません。
 
ウツギは、都会の公園にも、
いっぱい咲いていますので、
どうしても、3000mの稜線を思い出して、
いつまでも、忘れない自分が、
この先も、生きて行くなんて、恐ろしい。
 
来年には、
高松宮の邸宅に、天皇が来るそうですが、
忘れたいのに、また思い出します。
 
西部邁ではないが、早く死ねばいいのにと、
自分のことに、呆れています。