桧山 矢祭山
2018.5.1ー1
ゴールデンウィーク中ですが、真夏の様な暑さです。
今日も、トレーニングに…
矢祭山駅に車をおいて…。
桧山に登ろうと。
ここ矢祭山はツツジの名所、ちょうど見頃なのですが、
それは、桧山とは川の反対側。
駅前には昭和レトロな感じの食堂兼お土産屋さんが数軒あって
鮎や里芋なんかを串に刺して焼いて売ってます。
それと、ソフトクリームも…。
トレーニングなので、「険しい道に挑みたい人向けルート」を選択することに…。
(これが、あとで後悔することになるのですが…)
まず、さっきの赤い橋(あゆの吊り橋)を渡って対岸へ
夢想滝に寄ることにします。
はじめは遊歩道が整備されていて、歩きやすい道です。
脇に小川が流れていて、とても気持ちがいいです。
こんなかわいい仏様も…。
夫婦和合でしょうか…。
仲よさそう。
川の中の石の上にも 小さなお地蔵さんが…。
なかなかいい感じです。
もう少し行くと
私的には「う~ん」です。
夢想滝までは道も緩やかで、入り口から10分くらいなので、観光客多めです。
道幅が狭いので、すれ違うのに広くなっているところで待っているようです。
杖をついている方も行かれていました。
道は緩やかですが、鉄製の橋や濡れている石の上を歩きますので滑りやすそうです。
途中左側に「乙女観音」という看板が…。
夢想滝の遊歩道は、中学生時代に来たときにもあったんですが、
こちらは、昭和62年に発見されたとのこと、だいぶ新しいですね。
それにしても昭和62年でネーミング「そっくり岩」って…。
セクハラなんかが騒がれ出した頃ですよね。
左側の斜面を登ったあたりのようなので、せっかくだから行ってみることに。
こちらが、「そっくり岩」です…。
この形で、連想するかな?
昔からそう呼ばれているんならですが…。
これがある場所が、滝への道から離れて少し登って(ほんの2~3分)、そこから道のない崩れやすい斜面を越えて行くような場所です。
柵も無いからそばに行ってはいけない場所とは思えませんが…。
そばに行くのはかなり危険…。
利口な人は行かないと思います。
あまり利口ではないので、できるだけそばまで行ってみます。
足下の土が崩れそうです。
岩の割れ目の前にこんな観音像が…。
これが発見された像でしょうか?
後ろの2体はともかく、手前のは新しそうです。
滝の道に戻って…。
夢想滝とお不動様の縁起を読んでみます。
弘法大師様が念仏を唱えたって、そんな昔からのスポットなんですね。
弘法大師様って日本中いろんなところに足跡を残されているので感心してしまいます。
滝へは赤い橋を渡ってすぐそばまで行くことができますし、
石段があって滝壺まで降りれます。
ここの滝は繊細な感じで、威圧感は感じられませんでした。
滝の反対側に、階段があって、上にお堂がありました。
お堂の中に立派な不動明王像が…。
明王大好きなので、写真撮りたかったんですが、柵があるのと暗いので撮れませんでした。
(>_<)
少し戻って、黄色のルートに入って展望台を目指します。
東屋みたいな建物が建っています。
矢祭山駅と赤い橋がよく見えます。
ここからは、全くの登山道…。
歩くので精一杯で写真ほとんど撮っていません。
東屋を出て少し行くと、右側に登る道があったのでせっかくだから行ってみることに…。
ちょっとのつもりが、急な道がずっと続いていて、ピークを越えても道が…。
地図で乙女が越えってなってるあたりみたいです。
ここは駅周辺の眺望が抜群です、撮り鉄の方の撮影スポットの様です。
分岐点まで戻って少し行くと…。
通行止めのロープが外されていました。
地図でも、「迂回路あり」となっていたので、通れると判断…。
そこからが、滑りやすい斜面にロープが張ってある場所や
こんな、階段と言うより梯子を下りて、下の川を渡る場所を通って。
迂回路の矢印に沿って進みますが…。
迂回路自体も途中崩れたようになっていて、何処を通っていいのかわかりにくい場所もありました。
頑張って進んでいくと、なだらかな杉林の中の道に…。
所々伐採された木があって、ここからどうやって運び出すのかなと思ってると、林道に出ました。
ロープが張ってあって反対側に回ると…、
まさかの、夢想滝・あゆのつり橋(あの赤い橋です)方面通行止めの札が…。
あの分岐点の外されていた通行止めのロープは生きていた様です。
そうだよね~。
あれはやっぱり危険だよね。
誰にも会わなかったし…。
地図の3つの道の合流点にはつきました…。
あれで見ると、自販機くらいはありそうだったんですが…。
道があるだけで何もありません…。
今日は500mlのペットボトル2本持ってきたんですが…。
もうあまり残っていません。
こんなに暑くなるとは思っていなかったので(夏日です)。
そこからは、林道をしばらく進みます。
未舗装ですが整備された車道です。
途中で桧山から下山してきた方に会いました。
「頂上まではつづれ織りの険しい道だよ。」
と教えてくれました。
しばらく車道を行くと右に入る登山道があり、そこを登ります。
確かに、つづれ織りではありましたが、きちんと整備されていて歩きやすい道でした。
どんどん登っていくと、、
うっすら寛政2年の年号が、江戸時代のものでしょうか…。
尾根に出て、ピークと思われるところに出ました。
こんな祠や
横にこんな風な倒壊した小さいお社的なものもありました。
先は少し下っているようですが、頂上を示すものは何もありません…。
かといって道標のようなものもないので、少し迷いました。
ここは頂上なのでしょうか?
とりあえず少し進んでみることに…。
なだらかな尾根道を5分ほど行くと…。
開けたところに出ました。
今度こそ、間違いないですね。
さっきのところから引き返さなくて良かった。
しばらく休んだ後下山しました。
桧山の登山口まで降りましたが、地図上では分岐があるはずですが、何処がわからず…。
管理棟方面と書かれた道だけでした。
見落としたのかな…。
しばらく林の中を進むと、道は沢沿いになり、川沿いまで戻ってきました。
この辺川なのに海沿いのような磯臭い匂いしていましたよ。
汗だらだら…。
下界まで降りたので、速攻ソフトクリームを買いました。
脱水にならなくて良かった…。
黄緑色が、本日のルートです。
桧山の登山口からは整備されていましたが、そこにたどり着くまでたいへんでした。
山の中に「卯の花」が…。
地域柄 芭蕉の
「卯の花を かざしに関の晴れ着かな」
の句は知っていたけど、卯の花ってどんな花なのかずっと知りませんでした。
(おからで作る卯の花は知ってましたけどね)
まだ時間が早いので、お昼を食べて、どこか観光して帰ることに…。
観光の梯子も練習の一環です(よね)。