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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

【美容業界のいま】髪型のバックショット(後ろ姿)が流行る〝6つの理由〟

2018.05.25 21:07


美容師のインスタなどを見てるとここ数年で爆発的に多くなった

『バックショット』や『バックスタイル』と呼ばれる〝後ろ姿〟のヘアスタイル写真。




なぜここまで流行るのか、その理由を考えてみました📱💡




①ヘアスタイル撮影が気軽にできる

スマホのカメラが劇的にキレイになった事で撮影する側の美容師が『一眼レフのカメラ』を購入しなくても良くなった。



もちろん、未だに一眼で取る方もたくさんいると思いますが、

高価なカメラは買えなくてもiPhoneならアシスタントでもほぼ100%持ってます。



『カメラ買った方がいいよ』と言わなくてもスマホは持ってるので、まず〝撮影をする〟という壁は完全になくなりました。





②写真の編集が簡単になった

編集のアプリがこちらも劇的に良くなったので、高価なPCの編集ソフト(PhotoshopやLightroomなど)を買わなくてもよくなりました。



今まで必要だった編集の手順がめちゃくちゃ短縮され、しかも無料...



スマホ純正のアプリだけでも相当な編集機能がついてるので、撮影環境や撮影技術があまり上手くなくても、ある程度クオリティの高い写真が撮れるように。




③お客様の顔を載せなくても良い

顔立ちの整ったお客様や、サロンモデルを探さなくても、お顔を写さないから気軽に『ご来店されたお客様』を撮影できるように。



〝後ろ姿美人〟に撮れば良いので、モデルとなる人数がものすごく増えたのはもちろん、

お顔を写さないことで『お客様自身が恥ずかしくない』というメリットも。



『正面は無理だけど、後ろ姿なら』というのは、撮る方も撮られる方も相当ハードルが下がったのではないでしょうか。





④お客様が写真を見て〝リアル感〟を感じる

お顔がキレイなモデルさんは写真や髪型としては見ていて『いいなぁ』とは思うけど、お客様がいざ〝自分に当てはめる〟となると話が別。



『かわいいモデルさんだから』というイメージが先行し、美容師に注文をする際にも気を遣って写真を見せにくい...

(美容師は大歓迎でもお客様は恥ずかしい)




ヘアスタイルの写真がたくさんある中で、お客様は『サロモの使い回し』を感覚的につかみつつあり、

〝この写真は、この美容師が切ったスタイルではない〟という非リアル感

が徐々に浸透してきているのかもしれません。



⑤お客様がセルフで撮れない特別感と、スマホに残るお土産

そもそもバックショットはお客様自身が撮れる写真ではないため、その写真を見せてもらう事で特別感が生まれます。



さらにその写真を共有したり、インスタに投稿したものを見てもらったりと、その後のコミュニケーションにも役立ちます。



自分で撮れないという意味においては、

・美容師さんがスタイリングをしてくれた

・かわいく見栄え良く撮ってくれた

という特別感もあり、美容院での『嬉しい体験』が写真として残ります。



この写真はお客様が『お気に入りの写真』としてスマホのカメラロール残す事で、常に美容院での体験がリマインドされます。



中にはLINEのアイコンに使用したり、お友達に見せたりと用途はたくさん!貰って嬉しいお土産とはこの事ですね。





⑥ヘアのみではない『バックシャン』の魅力

バックシャンとは、後ろ姿が美しい女性に主に使われるファッション用語。



新しい言葉ではないですが、シーズンごとのファッションデザインに『バックシャン』をポイントとしている物も多いですよね。



一時期ヘアアレンジの写真が爆発的に流行ったのも、このバックシャンがキーワードになっている事が多かったですね!



背中のデザインを可愛くあつらったや、うなじを見せるアップスタイルのヘアデザインがすごくマッチしてかわいい。そんな見映えのよい写真に女性は憧れを持つ人も少なくないのでは。