体には価値がある
2023.04.07 10:20
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
わたしはどれだけ面倒でも、
歯磨き前のフロスと
入浴後に股関節のストレッチを
行っています。
なぜなら
年を経るごとに
「健康」の価値が上がるからです。
ありがたいことにわたしは健康です。
好きなものを食べ、
好きなところに自分の足で行けます。
健康が当たり前。
当たり前だから
健康の価値を忘れてしまうときが
あります。
たとえば、
わたしが急に
歩けなくなったとします。
一生ベッド上安静で、
車椅子が必要。
もし「足を治してあげるよ。」
という人が現れたら、
わたしは3億円払ってでも
治してもらいます。
一生かかってもお金を払うので
治してほしい。
健康ってそれくらい
価値があるのです。
年を重ねると、
健康のありがたみが増します。
健康が当たり前でなくなる。
わたしは病院に勤めているので、
たくさんのご高齢の方たちに
お会いします。
「健康で羨ましい。
わたしも自由に動きたい。」
と言われると、
体の大切さを切に感じます。
体は古くなったからと言って
車のように買い換えれません。
一生この体と付き合います。
一生ものだと思うと
丁寧に扱えます。
そうは言っても、
フロスとストレッチを投げ出して
寝てしまいたいときも
あります。
そのときは
「1日4,5分のフロスで
一生自分の歯で
食事ができるのなら、、、」
と思い、やってます。
健康も毎日の積み重ね。
慈しみをもって
自分の体に接したいですね。