山車と川原町

今日と明日は岐阜まつりです。

　毎年４月の第１土曜日と翌日の日曜日には、岐阜まつりが行われます。「道三まつり」と呼ばれるまつりも開催されますが、この２つは実は違うものです。もともとは伊奈波神社や金（こがね）神社などの祭礼として行われている岐阜まつりに、大河ドラマ「国盗り物語」（昭和４８年放映）がきっかけで始まった道三まつりが岐阜まつりの協賛として行われています。

　山車は現在４台あります。昭和初期には２０数台あったそうです。この写真の山車は、「安宅車」と呼ばれており、安宅関の弁慶のからくり人形が上演されます。山車はいくつかの自治会で持ちまわりで担当するため、川原町を山車が練り歩くのは８年に１度です。今夜は、すべての山車が伊奈波神社に集まる宵宮が行われます。新型コロナの影響でほんとうに久しぶりのお祭りです。お囃子は、小学生のこどもたちが担当しています。