子どもたちの卒業にあたって
2023.04.01 06:03
先日、勤務校の卒業式がありました。私は教員9年目にして、初めて6年生担任として卒業生を送り出すことができました。
同僚の方々をはじめとして、多くの皆さまに様々支えていただいて、この日を迎えられました。感謝の気持ちでいっぱいです。
勤務校は伝統校ということもあって、今となっては、卒業式当日までわからないことだらけで、がむしゃらに走り続けて気づいたら2年が終わってしまった…というような感覚です。
日々自分の力不足を感じてばかりで、もっと子どもたちを幸せにできたはず…と、別れの日が終わった翌日もモヤモヤとしているのが正直な心境です。それでも、優しい子どもたちに支えられた2年間でした。
いつか投稿しようと思って、すっかり慌ただしくしてしまって失念してしまいましたが、3学期には千葉大附属小時代の教え子で、現中学生の子とオンラインで再開して、キャリア教育の授業を実践できました。
「先生という仕事になれなくても先生はできるし、みんなのような子どもたちの成長に関われるって本当に幸せなことだから、あの時に中学生の先生がリモートで授業をしてくれたみたいに、いつか一緒に同じ先生という立場で面白い授業ができるといいね」…ということを、その実践を引き合いにして卒業の日に話しました。
クラスには「将来小学校の先生になります」「また教育実習で小金井小に戻ってきます」という、頼もしく嬉しい言葉を残して巣立った子もいました。
卒業生担任として、今後卒業した子たちと関わるということも初めての経験となりますが、少し離れたところでいつまでも応援していきたいなと思います。