半身
2023.04.03 02:00
今日は、数週間後に開催予定のコンサート(クローズド)のリハーサル。
その前に少し時間があったので、吉備津彦神社に寄りました。
この時期、鯉のぼりと桜のコラボレーションが楽しめるのです!
桜の下でお花見をなさっていらっしゃる方々も♪
逆光で撮った写真ですが、お天道様の輝きにハッとする…
さて、コロナ禍を経て久しぶりに開催のコンサート♪
普段はやらない編成、曲目も多彩…
「坂本龍一さんが好きなんです」というピアニストの希望から、ラストエンペラーも演奏予定にしていて、壮大な曲想の音作りにメンバーで悩みつつ…
そんなタイミングで、坂本龍一さんの訃報に、ただただ驚きました。
世代的に、少なからず影響を受けてきました。
坂本龍一さんの曲って、耳に残りますよね…
早すぎるお別れに愕然としています。
Ars longa, vita brevis.
芸術は長く、人生は短し
坂本さんが好んでいたというラテン語が、心に響きます。
子供のため…と思うと、未来が見えてくる。
未来のために何をすべきか?と活動されていた様に、心を打たれました。
最近出会った言葉です…
「私は、私と私の環境である。
私の環境を救わなければ、私自身を救うことはできない。
私を取り巻く現実領域は、私という人間の、他の半身。」
スペインの哲学者、ホセ・オルテガ・イ・ガゼットの言葉だそうです。
環境が自分の半身と思うと、無関心でいて良いのか?
つい、環境のせいにさえ、してしまうレベル…
さらに言葉は続きます。
「自分の半身としての環境範囲が、狭いところに限定されればされるほど、ミーイズム(自己中心主義)となり、
広ければ広いほど神の愛に近づく。」