退部選手の紹介
2023年3月31日付けで、トヨタ自動車陸上長距離部を退部する2名の選手を紹介します。
宮脇 千博
2010年に入社、トラックロードで日本トップクラスの実績を残し、13年の長きに渡りチームの主力として屋台骨を支えてくれました。
入社1年目にニューイヤー駅伝に出場し、チームの初優勝に貢献。合計3度の区間賞(区間新含む)を獲得し、トヨタ自動車が優勝した3回すべてに出走しました。2012年にはハーフマラソンで日本歴代3位(当時)と結果を残し、世界ハーフマラソン日本代表にも選出されました。2018年の東京マラソンでは、2時間08分45秒で走り、MGC出場権を獲得するなど、ここぞという場面で勝負強さを見せてくれました。後輩の面倒見が良く、誰からも信頼される選手でした。
《宮脇選手コメント》
オリンピック、世界大会の日本代表として走ることを夢みてトヨタ自動車に入社しました。その夢は叶いませんでしたが、皆様からの支えとたくさんの応援が、いつも私の背中を押し続けてくれました。競技を通じた皆様との出会い、そして応援が私の大きな財産であり宝物です。13年間、本当にありがとうございました。
アレックス・チェロノ
2019年に入社し、5000mで13分25秒28の好記録を出すなど、持ち味のスピードを活かしトラックレースで活躍、今年のニューイヤー駅伝に初出場しました。4年間在籍しましたが、ケニアへ帰国することとなりました。応援ありがとうございました。
《チェロノ選手のコメント》
4年間、ファンの皆さん、会社、スタッフ、チームメイトのサポートのおかげで充実した日々を過ごすことができました。たくさん応援して下さり、ありがとうございました。ケニアに帰国してからも陸上は続けます。母国からトヨタ自動車を応援します。