今日は川崎東門前千蔵寺(清宝院)厄神鬼王護摩供に出仕しました

川崎大師の鬼門に位置する天台宗千蔵寺の御本尊さまは｢厄神鬼王｣という鬼です。鬼を祀る珍しいお寺です。

地元では｢厄神さま｣と呼ばれ親しまれています。方角の神様でもあるので、昔から家を建てるときには方角や日程の吉凶をご住職に観ていただいているかたも多い。

また、名前の吉凶も画数だけでなく漢字の五行調和まで観てくださるということで、住職さんから名前をつけてもらった人も多い。

厄神鬼王護摩供は天台宗の標準的な作法と違い、源流は羽黒山修験道の作法であるようです。

厄神鬼王の呪文は曹洞宗、臨済宗でも行者の熱悩を防ぐとして唱えられており、本尊としては珍しい神様ですが、各宗派でも拝まれている神様です。