進化と変化
2023.04.03 14:10
ついこの間新年が明けたと思ったら、もう桜が散り始めています。
昔、「玄関開けたら2分でご飯」なんてCMがありましたが、今の気持ちは「新年明けたら2日で桜」という感じです!
冗談はさておき、3月21日に昇段級審査会が開催されました。なかなかの緊張感の中、2級以上を対象とした、型・組手の審査が行われました。大会以外では中々見ることの出来ない、他支部の上級者の演武を目の当たりにすることが出来て、すごく刺激になりました。
型の審査では各級・段で求められる型の演武をしますが、その型は古くから伝えられ継承されてきたものです。型は滅多に増えたり、形が大きく変わることはありません。しかしながら、審査会の中で宗家や師範の指導・講評を必死に咀嚼しようとする中で、型の理合や解釈は常に深み・高みに向かってその幅や奥行きを広げているのだと感じたのでした。
だからこそ、同じ名の型であっても流派毎の色があり、時に大きな違いが生まれてくるのだと思いました。
なんだか小難しい話になってしまいましたが、改めて空手って面白いなとそう言うお話です。そして、せっかく柳心舘の扉を叩いたのだから、柳心舘らしい技と心を追い求めていきたいなと思った花便りの舞う日でありました。
管理人 T.K.