勉強する意味ってあるの(高校生編)?
結論から言います。
夢や目標を達成する
「試験を通過するために」
勉強が必要です。そして、試験を通過した後にも
「その世界のライバルに負けないために学ぶこと」
が必要です。
以下の文章では
「勉強(高校生以下が考えている机に向かって教科書、参考書、テキストなどからなにかを学ぶもの)」
ということと
「学ぶこと(様々な知らないものに対して書物や他者から教えを乞い、また体験し身に着ける事)」
を混同しないように、敢えて分けて使います。
おおよその高校生が目指す夢(なんらかの憧れの職業、職種に就く)ためには、やはり勉強というのは避けて通れません。
どういう事か?
例えば、医師。
医師になるためには「国家試験」
が課されます。そして合格して初めて
「医師免許」
が授与され、医師という職種に就くことが出来ます(ここでやはり勉強が必要です)。
また医師になりたいと考えたら、現行の法律では
「医学部を卒業見込みか卒業している」
ことが
「医師国家試験の受験資格」
になります。
そして医学部では最低数学、英語、物理、化学、生物(理科これらのうち二科目)などの科目が課せられます。国公立医学部ではセンター試験で国語(現代文、古文、漢文)、社会(日本史B、世界史B、地理B、倫理政経など)も課されます(やはり勉強が必要です)。
また医学の世界は日進月歩です。常に新しい知識が必要になります。
ここで
「学ぶこと」
が必要になります。
他にも例を挙げましょう。
「仮想通貨」
という言葉を、皆さんは近年聞いたことがあるかもしれません。
これは全く新しい概念です。
ですので、まず
「国が法整備を進める」
そして、それに応じて
「会計士、税理士」
はどのように扱いをするのかというのを
「学んでいく」
必要があります。
ある会計士や税理士が
「いや、私は仮想通貨に関しては不慣れなんで解りませんよww」
なんて言ったら、
そのお客さんを逃します。
そして、自分の不勉強さを露呈することになり
「評判」を落とします。
つまり、
自分の仕事が減り、給料が減ります(下手したら潰れるなんてこともあるかも・・・)。「じゃあ、ファーストフードの店員さんとか、レジ打ちだったら、勉強なんていらねーんじゃねーの」
と思うかもしれません。
いや、違いますよ。
私は、学生時代飲食関係のバイトばかりやっていました。
皆さんがよく知る
「ハンバーガーチェーン店」
や
「カレー屋さんのチェーン店」
や
「居酒屋チェーン店」
が主ですね。
ハンバーガーチェーンでは
「常に新しいメニュー」
が加えられていきます。すなわち、新しいメニューの作りかたを早く覚えないと
「クビ」
になります。(○ックはこの点についてスゲーシビアですよww)
「カレー屋さんのチェーン店」
でも、新メニューの作りかたを覚えることは勿論、注文を受ける
「POSシステム」
が新しくなることもしばしば(これはなれるのすごく大変)。
ですので、終業後に沢山(POS:店ではハンディなんて言ってました)練習しました。
売り上げのいいお店では
「ハウスルール」
というのもあり、それも学んでいく必要があります。
お弁当として届けるために、周辺の地図は頭に入れる必要もあります。これも学ぶことが必要になります。
「居酒屋チェーン店」
では、生の食品の取り扱い方法や、見栄えの良い切りかた、低コストでの賄の作りかた、生もの、揚げ物、炒めものなどどの順番から手を付ければ効率よくお客様に商品をお出しできるかなども学びました。
そう、
どんな職業、職種についても「学ぶこと」
が必要なんです。そうしないと社会では「クビ」
になる
んです。使えない人材はいらないというのが経営者の本音です。
※ 正確には「学ぶ機会を与えているのに、それを吸収しない人材」
「勉強(高校生以下が考えている机に向かって教科書、参考書、テキストなどからなにかを学ぶもの)」
というより、幅広く
「学ぶこと(様々な知らないものに対して書物や他者から教えを乞い、また体験し身に着ける事)」
が社会においては重要なのです。
バイトをしたり、社会人になり仕事をすれば直接
「勉強」
をする機会は減るかもしれません。しかし常に
「学ぶこと」
は必要になります。是非この記事を読んでいる人には覚えていてほしいと思い書きました。。