リサイタルが終わりました
先週の日曜日に初のリサイタルが無事終わりました。休む間もなくすぐに日常に戻り、あっという間に1週間も経ってしまいました。
企画したのが一年前の昨年の3月、それから会場の手配や事務的な準備、そして楽器を購入することになったりと目まぐるしい一年だったような気がします。でも、やると決めたらいろんなことがスムーズに事が運び、リサイタルの日を迎えることができました。
学生の頃は練習だけしていれば良かったのですが、今は家事育児、目の前の仕事とやる事がいっぱい。
なかなか練習が捗らないこともありました。
それでも、年が明けてからは自分の先生のところにレッスンに通ったり、家事は最低限にして練習を重ねたり、色々な音源を聴いて共演ピアニストさんとあーでもない、こーでもないと議論したり。
充実して楽しい日々でした♪
本当はもっと若い時にこういう経験をしたかったな、と思わなくもないけれど、私は音楽の道に進むのに少し遠回りしたし、(この遠回りにはとっても重要な意味があったと思ってるけど)音大を出てすぐの頃に手を怪我して、しばらく弾けない時期があったり結婚してからは家事育児、いただいた目の前の仕事に精一杯な毎日でした。
やっと制限なく自分のやりたいことができるようになってきたなと思ったらこんな歳で…。
でも、今やらないといつやるの?と思い挑戦しました。
事務的なことも全部1人でやったので大変でしたが、コンサートを開くにあたっては誰かがいつもやってくれている事がこんなにたくさんあるんだなということもよくわかりました。
さて、そんな訳で迎えた当日、会場にお集まりいただいた皆様は本当に温かくて、演奏している途中、なんて私は幸せなんだろうと一人で感激しておりました🍀
もっと緊張するのかな、と思っていたのに意外と集中できて、今できる精一杯のことはできたのではないかな、と思います。まだまだ課題はあると思いますが…。
終演後、「感動しました」「涙が出ました」とおっしゃってくださった方々が何人もいらっしゃって、本当に嬉しかったです。
聴いてくださった方の心に何かが届けられたのでしたらこんなに幸せなことはありません。
ここ1ヶ月ほどは家事も最低限に留め、娘のこともほぼ構わず、という毎日でしたので、残りの春休みは娘と楽しみたいと思います。
応援してくださった皆さま、会場へ足をお運びくださった皆さま、会場でスタッフとして働いてくださった方々、本当にありがとうございました。
そして、共演ピアニストの高山さん、無謀な選曲に関わらず最後までお付き合いくださってありがとうございました。
かなりの負担だったかと思いますが、ご一緒できて楽しかったです🍀
それでは、これからも精進しますので、よろしくお願いいたします。