「バリアフリー」のタイミング
先日、リフォームコンパス東京表参道店にY様がお越しくださいました。
ご主人様の方からお問合せいただいており、この日はご夫婦での来店となりました。
暮らしの診断シートはすでに入力いただいておりましたが、
あらためて詳しくお話を伺うことにします。
Y様は都内にお住まいなのですが、
千葉の方に奥様のご両親が住んでいらっしゃっており、お父様の方が少し前に他界され、
お母様お一人ということで、まずはご不便がないようにリフォームを、
またいずれは同居をして面倒を見ることになる可能性があるため、
少し先では、一緒に住むことを見越したリフォームをとお考えでいらっしゃいました。
ご計画の物件自体も長くお住まいになっている訳ではないそうで、
5年ほど前に中古の木造住宅を購入されていらっしゃいました。
そういう意味では、床にたわみが見られたり、
また各所に段差が多く、ご高齢のお母様にとっては色々と危険がある様子も感じられました。
バリアフリーのご計画の多くは、
ご家族の方が実際にお身体を悪くされてから慌てて検討されるケースも多いかと思いますが、
大規模なリフォームを考える場合には、少し先の将来やご家族の今後の暮らし方などを
十分に考えながら提案をしてもらうことが大切ですので、
しっかりとお家を準備しておく良い機会となります。
また、ご家族間でしっかりとお話をしていただくチャンスと言えるかもしれません。
Y様にはエリア的な事情で一部制限はあったのですが、
3社のご紹介をさせていただくことができました。
ご夫婦共にとても熱心にお話を聞いていただき、
特にご主人様は前向きにお話が進んだことについて、大変喜んでお帰りになられました。
実はその後、ご親族に体調を崩された方が出てしまったため、
一旦ご計画についてはストップしてしまうことになったのですが、
また再開される際など、ぜひお力になれればと思っております。
Y様、ご来店いただき本当にありがとうございました。
Kousuke Kitamura