起業のきっかけになった「洋書に親しむ会」②
写真は「洋書に親しむ会」のチラシで
作った切り絵の枠。これをスキャンして
チラシを作ったんでした。自分にとって
はじめての自主企画イベントだったので
記念だと思ったのか、ラミネートして
とってありました。あのときのドキドキ
を思い出すなぁ。
さて、2014年5月から自分が出来ること
として始めた「洋書に親しむ会」。
そもそもどうしてこういうことがやり
たいって私は思ったんだろう?
あるとき丁寧にその理由を紐解いて
みる時間を設けました。そこで、
・(アメリカでの)ライティング経験が
自分に非常に多大な影響を与えて
いたこと
・ライティングが自分の考えを掘り
起こしたり、多角的に考えるきっか
けをくれていたこと
に自分で気づくことになりました。
そしてその時同時に、自分のビフォー・
アフターも振り返ってみました。大学の
課題ではとにかく学んだことを自分なり
に解釈してそれを書くということが
本当に多かったので、この書くことを
通して自分はどう変わったんだろうか?と。
(留学準備中は話すことばっかりに重点を
置いていたけど、大学で勉強するとなると
実は考えることを言語化することとそれを
他の人に伝わるように効果的に書くことが
ものすごく求められる。)
それで出てきた自分の答えが、appleの
ウェブサイトの「みなさんへ」にある
メッセージに書いたことでした。
「考える力があり、自分自身をしっかりと
持っていれば、自分の幸せだけではなくて、
他の人や環境、状況にも目を向けることが
できるのではないか。それは、生きやすい
人が増え、社会にも良い影響を与えること
ができるのではないか」
自分が心の中で考えていることを言語化
できるようになったことで自分の輪郭が
より明確になってくっきりと浮かび上がって
きた印象が自分にはあります。それが自分
自身をしっかりと持つことに繋がって。
そしてライティングで必要となる自分の
考えを多角的視野で検証することを続けて
きたことで、自分の考えだけじゃなくて、
いろんな視点からも考えをめぐらすように
なって。
そうすると自分が今まで知らなかった世界の
存在に行き当たることになったりして。
それを繰り返していく中で自分はどう考える
かも発動しているから、自分ができることっ
て何なんやろう?という問いに繋がって
いったりして。
だから自分の考えが明確になると、自分
だけのことじゃなくて、自分の周りのこと
も考えるようになるのかな。そうなる
と、自分の周りのことも自分事として
捉えるようになるから、社会に能動的
に関わろうとする姿勢に変わる気が
する。
この考える力って自分自身がより主体的に
生きようという力を与えてくれるだけじゃ
なくて、社会にも良い波及効果を及ぼす力が
あるんじゃなかろうか。といった考えに
行きつきました。
この振り返りをしたことがapple立ち上げ
への第一歩になりました。