盆栽レイアウトの匠
こんにちは。
AQUAMANです。
今回ご紹介するのは「盆栽レイアウト」についてです。
最近は人工ライブロックで自由なレイアウトを楽しむアクアリストが増えてきた気がします。私が良く依頼されるのは、盆栽レイアウトの為のライブロック製作です。
塊状ライブロックと平板ライブロックを組み合わせて製作します。
今までのレイアウトは「ひな壇レイアウト」「アーチ状レイアウト」などが基本でしたが、海外ユーザーを中心にサンゴを主とした配置、下部層はスペースを設けるようなレイアウトが注目を集めています。
<盆栽レイアウトの特徴>
1.サンゴがたくさん配置できる
ミドリイシユーザーを始め、光量を必要とするサンゴを上段に多く配置できます。
2.下部層のスペース確保
下部層にスペースができたことで、水流が行き届き止水域が作られにくいです。
しっかり海水が循環することで水質悪化を抑制します。
3.プロテインスキマーの効率化
止水域を抑制することで海水がしっかり循環しプロテインスキマーの効率が最大限に
発揮します。
4.水景が非常に美しく見える
自然界の海に近い水景を再現することができるので、とても美しくできます。
盆栽レイアウトは、もちろん良いことばかりではありません。
天然ライブロックで盆栽レイアウトを製作するのは困難な為、人工ライブロックを使用します。接着剤やセメントを使用するので、製作難易度が高いことです。
また、水槽立ち上げ時においては、バクテリアが付着していないため立ち上げが遅くなります。現在使用しているライブロックを人工ライブロック(盆栽レイアウト用ライブロック)に変更する場合は、一気に変えることができないので徐々に置き換える必要があります。
このようなデメリットに共通して言えることは、時間がかかるだけなので解決できます。
大樹のような盆栽レイアウト、宙に浮いたレイアウトなど様々なレイアウトをフルカスタマイズオーダーで承っております。ご要望があればご連絡下さい。