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日々のくらしとしゃかいがく

入学式は、入学を祝うわけではない 2

2023.04.06 02:46



R.K.マートンは、

ホピ族の調査をしたとき、

行為には、

目に見える機能と

目に見えない機能がある、

ということに気づきます。


雨乞いの儀式の目に見える目的は、

「雨を降らす」

ことですよね。


もちろん、

近代的な科学の素養を身につけていると、

祈って雨が降るなんてありえない、

と思うでしょう。


マートンは、

このとき、

意味のないことをしてるようだけど、

雨を降らすこと以外にも

この儀式が役に立っていることを

見抜くのです。


photo by Vadim Bogulov @ unsplash


すなわち、

かくれた機能として、

部族のみんなで儀式を行うことで、

「同じ部族の仲間として、

 いっしょに祈る」

という行為が、連帯意識を強めることを

発見したんですね。


これって、

わたしたちの目からみても

すごく合理的。

こんなふうに、

マートンは、

かくれた機能に注目することで、

雨乞いの儀式に隠された機能を

説明したんですね。


ということで、

どんなものごとにも、

目に見える機能(難しくいうと顕在的機能)と同時に、

目に見えない機能(潜在的機能)

それも、もしかすると、まったく予想だにしなかった機能が、

かくれている(かも)しれないんですよね。


とすると、

入学式の目に見える機能は、

「学生の入学をお祝いする」ことかもしれませんが、

目に見えない機能は・・・?


次回に続く