前世・生まれ変わりとは
2023.04.06 14:24
魂は、阿頼耶識の中からひょいっと
記憶を捉えて人の細胞の中に浸透していく。
という観点からみると、
前世とは、阿頼耶識の中にある膨大な記憶の中から、魂がひょいっと捉えた記憶のひとつ。
それがわたしの細胞の中に浸透し、自分の記憶として身体中に染み込むということ。
わたしが体験したわけではない記憶を魂が捉え、わたしの一部になる。
わたしが前世にヒーラーだったとしたら
ヒーラーという人の記憶を魂が阿頼耶識から捉えてきているからであり、
「知ってる」「懐かしい」「ヒーラーとしての力を思い出した」
と言えば、これらは阿頼耶識にあったヒーラーとしての力を、記憶を捉えた魂を持っているということを思い出すから。
ひとりひとりの個性があったり、前世が違うのも、魂が阿頼耶識の中のどの一部を捉えてくるか、持ってくるかによって異なってくる。
前世を知ることは、魂が阿頼耶識から捉えてきた体験や知識を思い出すということ。知ることです。
これは、自我によって埋もれてしまっている力や記憶を知るということ。
それを知ることで、その自我の下にあるものが少しずつ見えてくるのではないでしょうか。
前世を知る。癒すことは、
自我に気付くこと。そして自我の下にあるものを知ることにも繋がります。
前世からの気持ちが今世に影響している場合、
その気持ちは今世での、いまの自分の気持ちではないということ。
それを知ることで、「前世からの影響であり、思い込みかもしれない」と気付くことができます。
すると次に、自我の下にある「本当の気持ち」に気付きやすくなるのではないでしょうか。
そういった意味で、前世を知る。癒す。という意味はあるのだと感じています。
あくまでも「こんな考えもあるんだな~」という感覚で受け取って頂けたらと思います。