エシカルについて
私は2、3年前にエシカルという言葉を知りました。そして、色々調べたり考えるようになりました。
Wikipediaにはこう書いてあります。
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エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。つまり、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」を示す。近年は、英語圏を中心に倫理的活動を「エシカル(ethical)○○○○」と表現し、エシカル「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっている。身近な倫理的活動としては、主にエシカルコンシューマリズムが挙げられる。
こんな話をすると、政府が推進するSDGsやヴィーガン団体、動物愛護団体に結びつけられたりもします。
世の中には色々な思想や政治的、国際的活動があり、そして色々な団体が沢山あり…
正直、私は何かを特別に支持したり、どこに所属するというのはありませんが、共感できるものを自分に取り入れたり、個人的な気持ちで自分たちが住む地球、そこにある自然や命に対して感謝を込めて向き合いたい、それだけです。
正しいと思った生き方をしたいだけです。
もちろんそれを他人に強要する気持ちはありません。
当たり前のもが美しく尊いものであることに気付き、それを守ろうという善意の波が人から人へ繋がることで変わることがあるかもしれないと思って行動しています。
そこでエシカルに話は戻りますが。
エシカル消費活動とは、その商品を購入することで環境や社会問題の解決に貢献できる商品を購入し、そうでない商品は購入しないという消費活動を指します。
しかし、エシカルなものでなければならない。と考えるとよほど余裕がある人でないと経済的・環境的にも到底生活は困難になってしまうのが現実です。
また、そう言った理由からエシカル消費を金持ちの道楽だと言うような意見もあります。
しかし、結果が全てではなく、消費者として手に取る際、食べる際に、
『これはどうやってここに来たのか』
自分が身につけるもの、口に入れるものにもう少し関心を持ってみても良いのではないかと思うのです。
私の例で言うと、この数年で手に取るものが大きく変わりました。
革製品のブランドを好んで持っていましたが、本物の革や毛皮を全て辞めました。
(皆がそうすべきと思っているわけではありません)
素晴らしいレザーも良いと思いますが、自分は身に付けない、購入したいと思わなくなったからです。
財布を選ぶ時は伝統工芸の織物を選ぶようになったり、カバンもアップルレザーといって廃棄りんごから作られる合皮を選んだり。そっちを選ぶことが私にとっては心地が良かったです。
つい最近では、ボランティア部隊のロゴのTシャツを作ろうということになりましたが、フェアトレードのオーガニックコットンを使ったものにプリントして制作し、※フェアトレードのエシカルファッションに皆で触れる機会を作ってみました。
周りの人と考える機会、話し合う機会を持つことはとても有意義なものです。
エシカルやサステイナブル、SDGsを知ることは大切だと思いますが、取り組みに対してこうあるべきとかガイドラインに準ずることよりも、個々が倫理観を持ちそれぞれに考え出来る範囲で行動することだと思います。
こうやってブログに書くことで、読んだ人が1人でも『へー』っと思ってもらえたら嬉しいです。
satamari♡
※フェアトレード
10のフェアトレード基準(WFTO)
生産者に仕事の機会を提供する
事業の透明性を保ち、説明責任を果たす
生産者の能力向上に取り組む
フェアトレードの普及・推進をする
生産者に公正な対価を支払う
性別に関わりなく平等な機会を提供する
安全で健康的な労働条件を守る
児童労働の撤廃に務める
自然環境に配慮する
信頼と相互尊重に基づいて貿易を行う
以前、娘と一緒にエシカルについて考える為に読んだ絵本です。オススメです。
じゅんびはいいかい?
名もなきこざるとエシカルな冒険