「海上自衛隊下総基地調査」に参加しました。騒音をまき散らす夜間訓練を止めたい。FB記事2018.5.13
2018.05.25 02:15
5月11日、船橋市平和委員会の「海上自衛隊下総基地調査」に参加しました。基地は千葉県の柏市と鎌ケ谷市にまたがっています。
下総基地は航空基地で飛行機の乗務員を育成する教育施設となっており、毎年100人程度が卒業していくとのことでした。
海上自衛隊「哨戒機P3C」が配備されており、これを使って訓練が行われます。そして、この騒音が周辺住民に大変な生活環境の悪化をもたらしています。
この日も着陸したらそのまま再び離陸する「タッチ&ゴー」の訓練が行われていました。1機が飛び立ってから旋回して戻り着陸してまた飛び立つ時間を計ったら4分30秒でした。
周辺の住民からは、「5分に一度飛んできてものすごくうるさい。電話も出来ないし、テレビの音も聞こえなくなる」との苦情がたくさん出されていますが、これはタッチ&ゴーによるものです。
こうした訓練が夜に行われていることについて基地では「夜間の飛行訓練も必要なので夜9時まで実施している」と話しましたが、まさに有事の訓練です。
また、この日のやりとりで、陸上自衛隊習志野演習場で行われているパラシュート降下訓練用の飛行機が下総基地を利用していることや、米軍も年に数回飛来していることも分かりました。
住宅密集地に自衛隊の基地があり、そこで騒音をまき散らす訓練が夜間も行われている――このこと自体、異常なことで一日も早く止めさせていく必要があります。