正義の味方
お子様が大好きなアンパンマン、昔でいえば仮面ライダーやウルトラマン!子供の頃は正義の見方に憧れを持っていた時代がありました。
正義の味方は徹底的に悪を退治する訳ですが、大体は一方的な暴力により強引に解決をさせるという荒技。事件を解決するためであれば武器使用や暴力など手段を選ばずにやっちゃうというものが正義の味方という手法。普通に考えて逮捕とかではなく完全に相手を痛めつけることを先にやってしまい、それが正義というのは現代風で言えば「ヤバイ」
現実世界でも元総理大臣の安倍晋三氏が射殺された際も犯人に対して「よくやった!」「死刑で当然」のような声があり犯罪者に対して正義の味方という感情を持っている人もいます。法律によって死刑になることはあっても私人による処刑(殺人)は許されるのか?という話。
一方でロシアとウクライナが戦争をしていますが、プーチンが死ねば(暗殺)・・・なんて思っている人も数多くいると思いますし、実際に本当にこのような惨事が起こった場合は英雄のような扱いになる可能性もあります。
ただ社会にはルールというのもが必ず存在するので上記のような私人による行為を喜んでいいのだろうか?と考えるんですね。
この世の中って正しさだけでは解決できないことは数多くあります。私の知ってる人で「俺は正義」と言ってる方がおりましたが、意味的には社会のルールに反することをする人間は嫌いまたは裁きを受けよ!という意味だと思いますが、私のその話をされても何の意味があるのか分かりませんし、自分自身の身に危険や緊急性がある場合は法律や憲法を意識せずに行動に移ることはあるかも知れませんが、日常生活の中で正義と言われても私人がやることですので警察でも裁判所でも法の番人でも何でもないので自分自身の思い込みにしか思わず、例えば時速50キロ規制の道路を60キロ(10キロオーバー)で走れば当然速度違反となりますが・・・現実は警察に捕まる人は殆どいません。スピードメーターも車種により個体差はあLINEの検挙する側も機械的な差を理解しており警察車両自体も+10キロで走ったりしています。
以前、仕事で問題が発生した際に「あいつは詐欺だ」「○○罪だから懲役何年だな」という感じで悪口というか怒りを法律や憲法で表現をしていた人がいましたが、罪を決めるのは裁判所であり民間ではありません。自分自身の言論で有利になろうとするために発した言葉とは思うんですが、これも自分自身の正義のため。
色々と周りの正義を書いてみましたが、私自身は正義の味方みたいなのは苦手で、私自身が正義とは全く思ってないので、この世の中の正義って何だろう?って感じます。
冒頭にアンパンマンの話をしましたが、子供の教育に悪いのでアンパンマンは見せないとか...そういう話ではなく現代風の考えを話をしたので皆様も知識として覚えておくと面白いかもしれません。