登山日記:扇山~百蔵山 縦走「桜と富士山」の絶景。
今回も突然登山へ行くことになりまして。バディーが行く先を決めてくれるのですが、最初「塔ノ岳」が案に上がっていました。富士山絶景ポイントのある人気の山だそうで、お天気が良い日は最高の眺めが期待できるとか。しかし、前回の山の5倍くらいのスタミナが必要だということで、富士山に1度だけ登るから頑張れるみたいな心持で挑むつもりもないので、4回目にふさわしい初中級の山で再考してもらいました。
ということで、「扇山~百蔵山」を縦走することになりました!距離は11キロ。そして、はじめての1000m超えとなります。
東京駅から中央線で1本、鳥沢駅下車です。鳥沢駅から、9:00のバスに乗って、9:15には登山口に着きました。(本数が少ないので要注意です)
It's a perfect weather!
◎9:18 スタート
まずは扇山山頂を目指して!
鳥の声、木漏れ日、新緑の山道、心地よい気温でした。4月は山登りの体力を温存しながら進んでいけるので、初夏と比べると楽に進めます。登り始めて45分くらいしたところで、富士山と桜の絶景スポットに到着しました!
Wow!息をのむほど美しい景色。ちょうど展望ベンチがあり、外国人男性二人組が会話をしていました。日本の一番おススメである富士と桜をベストな日に観に来られて、本当にラッキーな方々ですね!登山の醍醐味は、登らないと見られない景色がそこにあるということですね!
傾斜のある登りが続いていきますが、石などがあまりないような土壌で、登りやすかったです。息があがってくるので、途中で深呼吸をしたりしながら、登っていきました。このような開けた場所もありました。頂上までもうすぐです!
◎10:35 扇山 山頂
案内に1時間50分とありましたが、1時間20分ほどで到着。1138m 初の1000m超えとなりました!
自家製の炊き込みご飯おにぎり+ゆでたまごランチをすることに。先ほどの外国人も到着していて、なんと、フランスパンに具を挟んだサンドイッチを食べていました。ナイフを持って、ブラウンブレッドをカットする姿、かっこいいですね。私も次は、あれにしたい!(笑)
ウェーイ!扇山からの富士山はこんな感じです!世界の名所でのジャンプ写真が増えてきました。1山だけでは全く疲れない体力のある方は、さらに次の山を目指すことができます。人生初の縦走!バディーにもう一度下って登るんだと脅されましたが、どんなアドベンチャーが待っているのでしょうか!
◎11:00 扇山発 百蔵山へ
芽吹きだした新緑が美しいです!しかしその反面地味ないでたちの人物。登山の試用期間みたいな時期なので、ありあわせの道具との組み合わせにより、ファッションコーディネートを全く意識できていないところが残念。これからは登山ファッションも意識したいです。(笑)
次の山まで下山が続いていくので、スティックになる枝を探すことにしました。よく持っている人いるじゃないですか。1本目の枝は少し短めでしたが、杖を使うと安定感がありました。なので、本気の枝を探すことに。するとバディーが「この枝よさそうじゃない?」と、白い枝を見つけてくれました。
こちらです! いかにも宇宙から魔法の杖をプレゼントされたような構図で、写真を撮りました。(笑) この枝は、両端がゴボウの斜め切りのような角度で鋭利になっており、それがちょうど土にズンっと埋まってくれるので、安定感が増すのです。しかも私の体重を支えられるくらいの長さと強度。下山まで大活躍でした。持って帰りたいほどでしたが、バディーが使っていないスティックがあるとのことで、次回はレンタルさせてもらう予定です。
下りのあとは、登りが続きますが、1歩ずつ確実に登って行けば着くので、あまり先を見ないように、感情も出さずに淡々と登ります。
頂上の手前はいつも急な登地坂が出現します。でも魔法の杖のお陰で、いつもより楽に登ることができました!
◎12:50 百蔵山 山頂
1003mの山頂に着くと、桜と富士山の最高のコラボレーションに感動です。5日前のTwitterを見ると、まだ桜が咲いていなかったようですので、一気に咲いたのでしょう!
赤いお兄さんが、挿し色に! (笑)
Wow. 美しい!
Magic Wandも一緒に。リュックの中には一応、ユニクロスリムダウンも、モンベルの防寒服も入れているので、パンパンです。でも登山用のリュックは、体にフィットするので、あまりカバンを意識せずに登山ができるものですね。二山登ったわけですが、体力はまだまだありそうです!
◎下山開始 13:30
ひたすら下りです。足がパンパンになりますが、膝が笑う程ではありませんでした。そういえば、スタート時点に近くにいた女性も写っています。ペースが全く同じだったようです。30代、40代のペースでしょうか。(笑)
◎14:20 下山!!!
4山目でいっきに、バースジャンプしたかのような達成感です!(笑)足は筋肉痛になりましたが、体力面でいえば、全く疲れていませんでした。むしろメンタル面は今まで味わったことのない「快」な状態が、翌日も続いていきました。
寒すぎず、暑すぎない時期の登山だからかもしれません。登山デビューしたい人はいまですよ! 今年はこれからどんな山々に出会っていくのでしょうか?新しい趣味が、試用期間を経て誕生したようです。