2023年度高校入試の正答率から見る対策方法【社会編】
正答率から見る高校入試対策、最後は社会です。
社会は大きく分けて3つの分野に分かれます。「地理」「歴史」「公民」ですね。入試問題も基本はこの3分野を軸にして作られます。
大きな流れとしては、問1世界地理、問2日本地理、問3江戸までの歴史、問4近代の歴史、問5問6公民、問7融合問題といったものです。そこにちょこちょこ融合問題が入りました。今年は特に多かったですね。
この3分野、配点の割合も年によって若干変わるのですが、試しにここ3年間を見ると歴史が少し重めになっています。特に今年は顕著で地理が28.5点分、歴史が42点分、公民が29.5点分(融合問題は半分ずつで処理)です。まぁ、学ぶ時間も一番長いですもんね。
対して正答率は歴史が一番低めです。今年のもので平均を比較すると、地理が64.5%、歴史が52.2%、公民が57.5%となっています。
基本的に社会の準備の仕方としては、理科同様得意なところから固めていくスタイルになりますが、この状況を見ると「歴史を捨てる」というのは怖いですよね。
「歴史が得意」なら良いのですが、「歴史が一番苦手」という場合は、まずは大きな流れを捉えて、そこから時間の許す限り細かいところを覚えていきましょう。流れを掴むために、歴史マンガなどもオススメです。
ここにもいくつか置いておきます。
歴史は壮大な物語ですから、ちょこっとでも楽しんで覚えられると良いですね。
あとは自分の目標点数に応じて、準備する順番を考えていきましょう。繰り返しになりますが、ポイントは「得意なところから固めていくこと」。
早めに準備ができるなら、「地理」→「歴史」→「公民」と網羅していくのもいいですし、社会が苦手で時間がないという子は「地理」or「公民」からまず始めて、歴史は江戸までor近代を集中して固めにいけるといいですね。
基本は早め早めの準備です!さぁ、受験勉強、もう始めてますよね?
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