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新幹線駅から三大神滝と山中の重要文化財へ!六甲山の大壁目指し軽登山

2023.04.12 10:31

神戸と姫路の旅。


一つお仕事の方も終わって、神戸をフラフラできる日。


以前神戸をおとづれた時には行かなかった、山側の探訪へ行きました。


花粉症だって!言っているのに、僕は何をしているのでしょうか。。。と、この日が終わった時に気がついたのですが。


と、言うのも、今回宿泊していたANAクラウンプラザは新神戸駅を直結。


新神戸駅から六甲山へ入るのは最も簡単なんです。


もちろん今回は装備的に、ガッツリ登山というわけには行きませんでしたが、軽く汗を流す程度にはちょうどいい目的地でした。


布引の滝と布引貯水池です。


自然の滝というと、ちょっとは山の中を歩くのでしょと思われがちですが、布引の滝は新幹線の駅である新神戸駅から400m!



新神戸駅1階からスタートができます。大きな表示があるので、間違いは起きません!


・・・若干、、、言い方の齟齬もあって、嘘ではないのですが、400m以上はあります。


また、距離以上に階段が続きます。



レトロな道もあって楽しいは楽しいのですが、一部未舗装の道もありますし、段差の違う階段もあります。


運動ができる格好がベストですね。


ガシガシ階段を登っていくと布引の滝とご対面です。



実は「布引の滝」と言っても、雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)の4つの滝の総称なんですね。


最も上流にある雄滝は高さ43mで、駅近の滝なのに見応え十分!


それもそのはず。


日本の滝百選に選ばれています。


また、和歌山県の那智滝、栃木県の華厳滝と並び「日本の三大神滝」の一つになっているのです。


もっと賑わっててもいいと思うのですが、、、ひっそりとこんなところに名瀑が!?


那智滝も華厳滝も、電車とバスを乗り継いで行ったのですが、新幹線駅から徒歩とは。。。



山ですので、またに木々が開けているところからは、神戸の市街地を眺めることができます。


もうちょっと開けているといいのですが、それはもっと上に行った時のお楽しみですね。



そしてまたまたこんなところに!?があるのです。


国の重要文化財「谷川橋」


大正初期に作られたとされる鉄筋コンクリート製で、当時としては新しい技術の、2本のアーチ型の橋桁が特徴です。


金網などで補修がされていますが、当初の形そのまま残されています。


さらに山道っぽい道を歩いていくと、とてつもない壁が見えてきます!



進撃の巨人に出てくる壁かの如く。


こんなに巨大な建造物が山の中に。


布引ダムです。


明治33年竣工の、水道専用としては日本では初の重力式粗石コンクリート積ダム。


ここに夜来るのはちょっと怖いのですが、ライトアップもされているそうです。


2006年に近代化遺産として、国指定の重要文化財に登録。

(周辺にある布引水源地の9施設が登録されています)


ダム湖である布引貯水池はダム湖100選に選ばれています。



今回は麓から歩いて行きましたが、新神戸駅から布引ハーブ園に向かうロープウェイで行くことも可能です。


いずれにしても、山の中を歩くので、運動できる靴がおすすめです。


自然の中を歩いてリフレッシュ、と同時に、日本のダムの歴史の一端に触れることのできるルートが、新神戸駅から繋がっています。


今回は花粉の中を突っ切りましたが、都市だけではない神戸、いかがでしょうか?