4月8日(土)稽古日誌
2023.04.12 14:59
入会間もない初心者と従来会員と分けての稽古です。
初心者は受身の稽古に加えて少し技の手解きもしました。
・前回り受身
・後ろ受身
・後方回転受身
・膝行
・一教運動
・体の転換
・一教運動からの固めまで
・隅落とし
従来会員は前半を横面打ち、後半は突きからの捌きの研究を行いました。
・四方投げ
・小手返し
・入身投げ
・一教
(以下、文責:松尾)
横面打ちからの一教では、取りが踏み込む場合と、受け流す場合とを研究しました。議論になったのは受け流す場合の受けの手刀を擦り上げる方法について。
Q.横面打ちを受け流して打ち下ろされた手刀を擦り上げるのでは力負けするのでは?
A1.打ち下ろされた受けの手をヘソの前まで導くことでで受けの態勢を崩してから擦り上げる。
A2.擦り上げる際は体の正面で上げる。(腕力ではなく身体の力≒呼吸力で上げる)
突きを表側に捌く方法についても議論になった。
Q.突きを受けの表側に捌いて滑らかに四方投げするには?
A.受けが右手で突きこんできたところを、受けの表側に転身しながら右手で突き手を下から引っかけてヘソ前まで導き、左手は突き手を挟みながら右手で下から突き手を掴む。後は転身の回転運動を活かしながら突き手を跳ね上げて四方投げにつなげる。
Q.突きを受けの表側に捌いて滑らかに一教に固めるには?
A.受けが右手で突き込んできたところを、受けの表側に転身しながら右手で突き手の上から引っかけてヘソ前まで導き、左手は突き手を挟みながら右手で上から突き手を掴む。右手で突き手を跳ね上げながら左手は突き手の肘を下から押し上げて受けの態勢を崩して一教の押さえに進む。