サン・ロレンツォ・イン・ルチ―ナ聖堂 Basilica di San Lorenzo in Lucina
ローマ・旧市街カンポ・マルツィオと呼ばれる地域にあるサン・ロレンツォ・イン・ルチ―ナ聖堂(Basilica di San Lorenzo in Lucina)は、古代ローマ時代に、ユーノー神殿(TEMPIO DI GIUNONE REGINA)があった場所に建てられた。教会地下には、ローマ人よりも以前の邸宅跡も発見されている。
Nella chiesa, che custodisce un prezioso Candelabro pasquale duecentesco, è ancora possibile ammirare l’elegante battistero settecentesco.
歴史
5世紀シクストゥス3世の時代の初期キリスト教の教会。現在の祭壇の位置から2m地下にその頃の祭壇がある。
1650年~1652年、建築家コジモ・ファンツァゴ(Cosimo Fanzago)により修復。
バロック様式の装飾は19世紀にほぼ取り除かれて建築家アンドレーア・ブシーリ・ヴィーチ(Andrea Busiri Vici)により修復された。
外観
前柱廊
教会内部
教会内には12世紀の復活祭用の蝋燭立てがあり、1700年代の豪華な洗礼台を見ることができる。
主祭壇
内陣
カルロ・ライナルディ作『Mostra d'altare』1669年
グイード・レーニ作『キリストの十字架』1637年~1638年 油絵
右第2礼拝堂
カルロ・ライナルディ
右第4礼拝堂 フォネスカ礼拝堂
1668年~1669年頃。
祭壇の天使はジャン・ロレンツォ・ベルニーニと工房の弟子たちの作品。
★ ベルニーニ作『ガブリエーレ・フォネスカの胸像』
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ作『ガブリエーレ・フォネスカの胸像(Busto di Gabriele Fonseca)』1664年頃には胸像は出来上がっていたが、祭壇は1661年4月14日に用意できているはずだったが、キニンの使用を導入をインノケンティウス10世が許可を出さなかったため制作が遅れた。
地下聖堂
参考
Wikipedia