☆Phantasmagoria☆
私がまだ大学生だった頃、
派遣会社に登録して
単発のアルバイトをよくしていました。
2015年5月14日、
通勤するサラリーマンをターゲットに
チラシを配るバイトをする事になっていて、
その日は朝4時半に
起きることになっていました。
なぜこんなに細かく
覚えているのかというと、
いつもながらのクセで、
事細かにその日の流れを
日記に記していたからです。(笑)
「早く起きないとな…」
なんて思いながら眠っていた前日、
今までに見たことのない、
不思議な雰囲気の夢を見ました。
私はベンチに座っていて、
目の前にはアイスかお菓子の
自動販売機があり、
そこから歌が聞こえてきます。
その場所は遊園地の廃墟で、
周りには私しかいませんでした。
なんとなく寂しい印象の
夢ではありますが、
その夢で聞こえてきたメロディーが
頭から離れず、
バイト中もずっと気になって
仕方ないくらいでした。
せっかくなので、
そのメロディーを形として残すために
自分で作詞・作曲を
してみようと思いつきました。
それが「Phantasmagoria」です。
Phantasmagoriaには、
幻灯とか、
走馬灯のように移り変わる幻影
という意味があります。
なんとなくですが、
廃墟の「廃れた感じ」には
死後の世界を彷彿とさせる気がして、
私が見た夢の映像も、
そのような寂しさや
孤独感がありました。
そうして始めた作詞作曲ですが、
割と私は歌詞とメロディーが
同時に浮かんでいきました。
夢で聞こえていた部分は、
サビの「今、その目を閉じれば」から
「想いを馳せた過去」
の部分だったので、そのまま取り入れ、
歌詞はどこか鬱っぽい、
でもどこか光を感じさせるような
不思議な雰囲気に作り上げました。
本当に大変だったのは、
初めていじった作曲ソフトの操作。
コツを掴むまでは、
自分の頭の中で思い浮かべている通りの
音にならず、
「今日もここまでしか進まなかったー!」
という日も多くありました。
編集にもかなりの時間を費やし
「ふぁんたすまごれや!」という
ファイル名に素材を集めては
自分に喝を入れていました。(笑)
(くだらないファイル名…)
なんとか制作を終え
投稿を完了したとき、
「案外、自分でやろうと思えば
出来るんだな」という
自惚れの気持ちが生まれました(笑)
もちろんまだまだ制作に関しては
勉強すべき事が多くあります。
今後もどんどん曲を作って
その曲の世界観を
楽しんでもらえたら
私にとって嬉しい
作品作りになるなと感じます。
廃れていくものには、「永遠」がある。