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reading&book report

人は独りでは生きられないという意味。

2018.05.26 09:07


この本を読んでまず初めに感じたこと。



「人は独りでは生きられない」ということ。



人が一人では生きていられないというのは、



誰か無しに善行は意味が無いという事。



守る人がいて、守られる人がいて、人は善い行いをする。



悪行を行う者は、孤独者に多いと思う。



心配してくれる人がいない。とか



慮(おもんぱか)る存在がない。とかね。



「罪と罰」



穏やかな暮らしの為に害虫を殺すように



貧困という病の中、



世の中のシラミと言われるケチな老婆(質業)を殺す。



そこにはまやかしの正義が、天使の羽を付けた悪魔が、世の中の為だと囁く。



何が罪か。



それは自分が一番よく知っている。



どんなに否定し、どんなにかき消したつもりでいても、自分の中にある罪は消えないのだということ。



人は何故独りでは生きられないのか。



善い行いを してあげたい と思うからなんだと思う。



誰かなしに、自分を保つのは難しいのだと思う。(人でないなら、神でも仏でもいいのでは)



自分に良いことが起こらないと嘆くのなら、それは何かしらの罰なのかも知れませんね。