こころの雫。
2023.05.13 18:00
何回目かのおはようをしてから、僕らは互いに向き直る
仕方のないことだった
日々欠けていく記憶を埋める間はない
春が今年も過ぎていく
君は足場のない 無色透明な空を走って
この世のものではないくらい綺麗な色を放っていくから
君という魔法はきっと、そうして産まれたんだと思う
僕の心にだけ、滴が溜まる
あまくない
痛くない
しょっぱくもない
照れ屋さんの見え透いた感情を
瑠璃色と表現してしまうには、どうにも勿体なくて
ただすこしだけ。