慈しむということ

駆け足の桜と一緒に

ぱたぱたと繁忙期を迎えていました

卒業式、入学式、お宮参り他

中でも特に印象深かったのは、ご家族写真の

車いす着付けをさせて頂いたことです

優しいお色の友禅

予めお預かりしたママ振袖です

今回、こちらを車いす着付けさせて頂きました

お母さま3姉妹、式の振袖禁止の時代もあったものの、それぞれお袖を通されたそうです

当日はお母さまの着付けをさせて頂いてから

一緒にお嬢さんのところへ向かいました

数年前にしっかり学んだ

車いす着付けですが

車いすには、色々なタイプがあり

今回はリクライニングができるものでした

少々の想定外はあったものの

施設の皆さんの手もお借りして

仕上げることが出来ました

お天気が心配なところでしたが

お嬢さん自身が晴れ女さんとのこと

晴れ間が覗き、明るい陽射しが溢れました

コロナ禍で、面会が叶わない日々が続いていたそうで

ご家族のお嬢さんへの

慈愛に満ちた雰囲気に

この仕事をさせて頂いてよかった

学んでよかったと深く思いました

ここまで育てられるのに

大変なことと想像するのは

きっと、その中のほんの一部で

文章では表せない

大変なご苦労がご家族様にはあったことと

思います

改めて

Nちゃん、ご成人おめでとうございます

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「せっかく着物を着たので、主人とお茶に

出かけました。カフェで褒められて

気分が上がりました」

撮影終了後の嬉しいご連絡でした

結樂にとっても

嬉しい春の思い出になりました

このたびはご依頼ありがとうございました