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もう一度レジストロアウルを購入するなら(電装編②)

2023.04.23 00:39

GWに向けて電装設備等の点検中…


ご無沙汰しております。最近仕事が忙しく、更新が久しぶりになってしまいました。


前回に引き続きレジストロアウルを再度購入するなら電装系の装備をどうするか書いていきたいと思います。


①ソーラーパネル

まず、最初に言います。ソーラーパネルを最大W(ワット)数だけで選ぶとえらい目にあいます。私のように(笑)

レジストロアウルの天井につけたのは、軽量のフレキシブルソーラーパネル215Wです。

このソーラーパネル運用当初は良かったのですが、走行充電器を購入後問題が発生してしまったのです。


ソーラーパネルには発電する電圧があります。このソーラーパネルは53Vを発電し、それをバッテリーにチャージするためにコントローラーで電圧を変換して充電を行います。


これが問題で、私が購入したCTEK走行充電器は走行充電とソーラーを上手く制御して充電してくれる機能があるのですが、この機能が利用できるソーラーパネルの電圧は23Vまで。 23Vまでです。つまり、このソーラーパネルではCTEKに接続することはできないのです。


近年はリチウムイオンバッテリーがサブバッテリーとして普及してきており、それに対応した昇圧充電付きの高性能な充電器も増えてきました。

走行中に足りないチャージ分をソーラーとミックスして充電してくれるなど、今までに無い機能のものもありますが、接続できなければ意味はありません。

そのため、ソーラー充電器を別で繋いで使用しなければならず、余計なコストと故障のリスクをかける羽目になってしまいました。

次回購入するなら、搭載する走行充電器がソーラーパネルの接続対応品というだけでなく、ワット数や発電電圧をチェックして問題なく接続できるか確認が必須だと認識させられました。


次回購入時は走行充電器に対応したパネルを購入します。


②走行充電器

今までリチウムイオンバッテリー対応のCTEK走行充電器を購入して運用してきました。


レジストロアウルに使うにはちょっとオーバースペックかな?と思っていたのですが。思っていた通りでした(笑)


スペック表などを見ると最大120Aで充電などと書かれていますが、「最大」なのでこの数字がバンバン出るといったことはありません。というか120Aなんて数字見たことありません(笑)


経験上80Aオルタネータのレジストロアウルでは高くても40A位である程度サブバッテリーの電圧が高くなってメインバッテリーの電圧を超えると10A程度の昇圧充電に切り替わります。


正直昇圧充電10Aでは400AHのバッテリーを満充電にするのはしんどいです。現状最大効率の40A入り続けたとしても0から満充電まで10時間です。


レジストロアウルの場合は走行充電でバッテリーを満充電にするのは考えずに、バッテリーをちょっと充電する位に考えておくのが良いようです。 

一応アイドリングストップ機構に対応しているようなので、アイドリングストップ中にメインバッテリーから電気が流出しないようになっているようです。


このCTEK走行充電器ですが、次回購入するかどうか微妙ですね。

性能は申し分ありません。が、いかんせん価格が高いです。レジストロアウルのオルタネーターでは2万円程度で購入できるレノジーの走行充電器でも遜色ないように思います。


今回電装設備のご紹介をしました。私が購入した時からすれば当たり前ですが、より良いものが安く買えるようになってきています。

特に電気系統はキャンピングカーにとっては命綱とも言えるものなので、良い組み合わせを検討し、点検後悔のないようにしていきたいですね。


最後までお読みいただきましてありがとうございました。