令和5年度 蒲生氏郷公顕彰会総会開催報告
4月15日(土)、蒲生氏郷公顕彰会総会を日野公民館ホールにて開催しました。堀江町長、安田教育長にご参列いただきました。
令和4年度の事業経過報告、会計決算報告、会計監査報告、令和5年度事業計画案、会計予算案について報告。質疑応答の後、承認を得ました。
堀江町長のご挨拶や総会、講演会後の質疑応答の中でいただいたご意見を以下に記録し、今後の活動に生かして参ります。
1.愛媛県松山市の蒲生家終焉の地を研究し、繋がりを持つ。
2.信楽院の法要は平日だと仕事で参加できないのでその週の土曜日にして欲しい。
3.大河ドラマの実現に向けた活動の進捗、今後の計画はどうなっている。
4.奉賛会の活動が見えにくいので都度報告が欲しい。
5.三重県の蒲生家にゆかりのある城の研究を進めてはどうか。
6.「忠知」の読み方を「ただとも」とするか「ただちか」とするか。
7.「賦秀」の読み方を「ますひで」とするか「やすひで」とするか。
8.蒲生家の家紋「向い鶴」は資料中の形のものではなく、本居宣長著書によると立ち鶴が向かい合っている形のものが正しいとされている。過去、顕彰会でも議論があった。
総会後の講演会では、顕彰会の組織広報部会の取り組みである「鶴千代クラブ」の活動を紹介しました。
第1部は第6回の鶴千代クラブ学習会での講義「蒲生家の人々」を若林講師、吉岡講師から講演。氏郷公だけでなく、その先祖から子孫に至る人物を知ることで蒲生家を幅広く認識し、歴史全体を見渡す視野を子供たちに持っていただけたらと思います。
第2部は愛知県から鶴千代クラブに参加してくれている私立南山中学校男子部3年生の井俣颯斗さんによる研究「戸木城の戦いと蒲生氏郷」を発表していただきました。戸木城(へきじょう)の戦いの発端から結末までをパワーポイントを駆使したとても理解しやすい資料とともに堂々とした解説で開場の皆さんも大変感心されていました。
蒲生氏郷公への関心が若い世代と広い地域に広がりを見せていることが肌で感じられる講演会になりました。
今回の総会・講演会でいただいたご意見を大切にして今後も活動して参ります。ご準備いただいた皆様、ご来場いただいた皆様、井俣さん、ありがとうございました。
記:広報担当 吉岡秀郎