宇宙にトンネルがある意味
Maribrengaëlです。
4/20の牡羊座新月(二度目)では、金環皆既日蝕というめずらしいタイプの日蝕が起こります。太陽がリング状になる金環日蝕と、太陽が月に隠される皆既日蝕が同日に地球から見える日です。どちらかがひとつが起こるのはそれほどめずらしくはありませんが、同日にというのはめずらしいことです。(今回、日本では部分日蝕になります)
日蝕、月蝕のメカニズムは、紀元前7~6世紀頃すでに発見されていたそうです。今よりも科学的な知識や測定能力もなかったので、地球からの見え方からそれを導き出したことになります。宇宙にとったら地球での何千年など、1秒以下の感覚でしょう。もしかしたら、時間という概念も存在しないのかもしれません。ただ、それが淡々とくりかえし起きていて、現在2023年にも起こっているだけのことです。でもそのサイクルや蝕が起こることに意味を見出そうとするのは、古代も現代も変わりはありません。
宇宙詠みでは、日蝕(月蝕)が起こる日と月蝕(日蝕)が起こる日を繋いだ期間を「蝕のトンネル」と呼んでいます。どの星座で起こる蝕も、課題や問題を炙り出す、と考えています。隠されていたものが表面に出てくる、本心に気づく、この期間はそういうことが起こりやすくなると思います。だからこそ、大きな行動は控えたほうがいい熟考・熟成・検討・準備・模索の期間なのです。何年も前から「蝕のトンネル」時の体感を自分自身で観察していると、急に体調が悪くなったり、気分的なアップダウンがあったり、逃げずに立ち向かわなければいけない問題がはっきりしたりしたりすることが多いと感じています。人生、常に前を向いて進んでばかりはいけないわけで、たまには立ち止まって掘り下げ実感する時間も必要ということなのだ…宇宙詠みでは、この宇宙のトンネルにそんな意味を見出しているのです。
今回の「蝕のトンネル」は、4/20 牡羊座新月②(金環皆既日蝕)→5/6 蠍座満月(部分日蝕)となります。このトンネルにはどんなテーマがあるのか、どう過ごすべきか、というところは、こちらの動画を聴いていただくか、宇宙詠みチャートに書いてあるメッセージを読んでみてください。
2023年版 宇宙詠みチャートの再販は4/20いっぱいで終了します。今回は、3/1から今回の二度目の牡羊座新月まで、と長めに受付期間をとりました。この期間は、試練の惑星土星と破壊と再生の惑星冥王星が星座を変え、牡羊座新月が2回起こるという時代の節目真っ只中だからです。まだそれは続いていきますが、「蝕のトンネル」に突入するところで終了となります。これは私たちも当然、宇宙のリズムに乗っ取っているということです。すでに年明けから色々変化があったという人もいれば、まだ全然実感がない、という人もいるでしょう。でも何なのかわからなくとも「そろそろ」と感じている人は多いと思います。宇宙詠みチャートは、今どんな流れの中にいるかを知り、宇宙の流れにしっかり乗るためのガイドです。「そろそろ」と感じている理由にもきっとたどり着けると思います。
また、年2回ある「蝕のトンネル」期間もあらかじめ知っておくと、宇宙の流れに則った計画ができるようになります。ぜひぜひ、時代の節目こそこの宇宙のリズムを知って人生に生かしてください。
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Les Chronovoyageurs...
※日本時間 4/20 13:14 牡羊座新月となります。二十四節気と新月が同日のため1日前倒しの更新となります。