4.21 入管法改悪反対!名古屋アクション
入管法改悪反対!名古屋アクション
4月21日(金)18:00〜19:00
名古屋駅桜通口交番前
スタンディングアクションをやります!
入管法改悪に反対するすべての人の参加を呼びかけます!!
今国会で入管法改正案が提出され、審議が始まっています。この法案は帰ることができない事情を抱えた難民や外国人労働者を、日本にいる外国人の管理を役割として担う入管が、無理やりにでも追い返せるようにすることを目的としています。2021年の国会でも入管法改正案が一度提出されましたが、世論の反対を受け、政府与党は提出を取り下げました。今提出されすでに審議が始まっている入管法改正案は、21年法案の骨格を維持し、その目的は全く変わっていません。
外国人への差別を助長する入管法改正案に断固、反対します。そして、「入管法の改悪に反対する大集会」趣旨に賛同し、名古屋でも「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」主催でアクションを行います!
ウィシュマさん死亡事件を繰り返さないために、母国に帰れない外国人の生活を守るために…
入管法改正案に反対します!!
2021年3月6日、名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなりました。ウィシュマさんは収容中、食事をとっても吐いてしまうようになり、点滴を求めていました。しかし、名古屋入管は点滴を打たず、入院もさせませんでした。日に日に衰弱し歩くことも難しくなっていくウィシュマさんを収容し続けたのです。
ご遺族は事件の真相解明を求め、裁判などの活動に尽力されていますが、入管は重要な証拠となるウィシュマさんが収容されていた部屋の監視カメラの映像の開示を拒み、責任逃れを続けています。
死亡事件から2年たっても真相解明がされないなかで、法務省ー入管庁は今国会で入管法改正案の成立を目指しています。この法案は帰れない事情があり帰国を拒否している外国人を入管の権限をもって無理やり追い返すことを目的としています。
ウィシュマさんも母国に帰れない事情を抱えていました。しかし、入管はウィシュマさんの帰れない事情を全く考慮せず、追い返そうとしたのです。体調が悪くなり歩行困難になっても、追い返すために収容を続けました。ウィシュマさん死亡事件の責任をいまだ誰もとっていない状態で、第2、第3のウィシュマさんを生み出す入管法改正案を通そうとするなど許していいのでしょうか。
入管法改正案は今月13日から国会で審議がはじまり成立へと向かっています。この動きを日本の市民の声で止めるため、21日に全国(東北、東京、名古屋、大阪など)で行動を起こします!