線太
新幹線の中からおはようございます。
高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食
に関する古書のセレクトショップ、発酵食品
中心のカフェ、テマヒマ
今日明日は火曜日水曜日で定休日!
プロデューサー、バイヤーの太田 準です。
昨日、長崎佐世保の柳瀬俊一郎さんから荷物
が届きました。昨日から販売準備と店内レイ
アウト変更を始めましたが、明日頑張って仕上げたいと思います。
<沙器窯•柳瀬俊一郎の器特集>
開店当初、テマヒマで初めて柳瀬俊一郎さん
の作品をご覧になる、初めてお名前を聞くと
いう方も多かったのですが、その後柳瀬さん
の器を扱う新しいお店が増え、大変人気でな
かなか新入荷が困難となっていました。柳瀬
さんの器は今は無いのですか?と聞かれるこ
ともしばしば。
昨年注文させて頂いた器が届き、久しぶりに
ご紹介する機会を得ました。柳瀬さん的テマ
ヒマ的定番のモノはおさえつつ、新しいお仕
事、デザインと模様を掛け合わせてのテマヒ
マ別注もお願いしました。注文から1年以上越
しに届く柳瀬さんの器は、懐かしい友から久
しぶりに届く、手紙への返事のようであり、1
年前の自分からの手紙のようにも思えます。
様々な新しい挑戦をされている柳瀬さん、長
崎からの手紙にその変化はどのように滲み出
ているでしょうか?
4/20(木)よりメインディスプレイは沙器窯・
柳瀬俊一郎特集となります。是非お越し頂き
ご覧下さい。関連してメイン横はスリップウ
ェアの作り手コレクションの予定です。
■柳瀬俊一郎
九州の土でスリップウェアという器を作って
います。スリップウェアとは18世紀のイギリ
スで生まれ、オープンでの調理や水差しなど
庶民の日常の生活に使われていた陶器です。
外国の焼き物ですが日本の気質ともよく馴染
む不思議な焼き物でもあります。変わった雰
囲気の器ではありますが皆様の生活の中に、
静かに寄り添えさせて頂ければ幸いです。
このような特集紹介文をSNSに昨日アップしま
した。器の種類としてはそれほど多くは無い
のですが、バリエーションは多くて楽しい売
場になりそうです。
久しぶりに入荷した柳瀬さんの器。注文した
ものが中心なので、自分の記憶力が不確かな
ことはさておき、自分の想定の範囲のはずな
のですが、印象が少し変わったように思いま
す。線が細いという言い方に対して線が太い
という言い方があるかは分かりませんが、少
なくとも今僕は初めて使いますが、線が太く
なった、そんな気がしました。いい意味で。
作風の変化というほどの大きなものでは無い
かもしれませんが。
最近、うちの奥さん(テマヒマ店主)に、一の腕
って知ってる?と聞かれて、そう言えば二の
腕は聞くのに聞いたことないな、でも二の腕
があるということは一の腕はあるんだろうな
。店主曰く、現代日本人は昔よりその一の腕
がうまく使えてないのだそうです。
話を戻して、変化し続けるそんな柳瀬俊一郎さんの器是非ご覧下さい。皆様のお越しをお
待ちしております!
テマヒマは今日明日火曜日水曜日で定休日で
す。4/20(木)11時オープンで皆様のお越しを
お待ちしております。
それでは今日も好い一日を!