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Vesak full moon

2018.05.28 15:00

Maribrengaëlです。

気づいたらもう「満月」。今回は、射手座で起こる「ウエサク満月」と言われるもの。この「ウエサク」って何だ…って話ですが、私も最近まで知りませんでした。なんとなく、「作物に由来しているのかな…?」みたいな。

これは、チベットやスリランカで行われてきたVesak( or Wesak )祭りが起源となっています。ブッダの誕生日や悟りをひらいた日などがすべて第2月(旧暦)の満月の日であった…という伝承から、その祭りは行われてきました。旧暦でいうと今と多少のズレはあるようですが、私たちが使用しているグレゴリオ暦でいうと、「5月の満月」ということでほぼ決まっているようです。1999年に国連からも「平和の祭典」として認定されています。この日、その名がついているヒマラヤの北東にあるのウエサク渓谷などではブッダの降臨を祝福し祭りが開かれるのですが、なんと日本にも開催されている場所がありました。京都の鞍馬寺です。宇宙の神様のひとり、サナート・クマラが降り立った地であり宇宙や銀河とは関わり深いお寺としても知られています。「五月満月祭(ウエサクさい)」は、今年は本日5/29 19:00〜行われます。気になる方は、「鞍馬寺 五月満月祭」で検索を。最近はものすごい参加者が増えているそうです。

ところで、この「ウエサク満月」どんな作用があるんだってところなんですが、よく私が見聞きするのは「天と地上の間に道が出来てエネルギーが降り注ぎやすくなる」というものです。なになになにそれどういう意味…。解釈してみると、ブッダの誕生日、悟りを開いた日とも言われているので、個人にしてみれば、何かしら、遥か宇宙彼方から叡智が降りやすいとか、インスピレーションが高まる日=願いが叶いやすい日、という感覚で良いと思います。でもこの力は安易に使うには少し恐ろしいもの。スタジオジブリの「かぐや姫の物語」を見た人は理解出来ると思うのですが、天上の人の無敵さ、まさにあれなんです。特に今回は、射手座の領域で起こる満月なので、とても頭の良い力を発揮し、「その発想はなかった!」という領域に調整が入る人も。特に、普段自分を中心とした半径30mの世界しか見ていない、感じていない人にとっては、「もっと世界を広く見なさい」という強烈なインスピレーションが何かを通してあることでしょう。天と地上の人間の違いってここ。地上には感情がそこかしこに転がっているので翻弄されて視野が狭くなりがち。もっと大切なことに気づきなさい、てね。

 Les Chronovoyageurs...

※日本時間 5/29 23:30 に満月となります。