サンゴ飼育に適した水質
こんにちは。
AQUAMANです。
皆さんの海水魚やサンゴ飼育における「理想な水質」って何ですか?
ちょっとだけ水質の説明をしたいと思います。
理想の水質は、海水魚のみ飼育する場合とサンゴを飼育する場合と水質の条件は変わります。サンゴは特に水質に対して敏感で水が汚れていると成長や色揚げに支障が出ます。
「硝酸塩」「リン酸塩」「カルシウム」「KH」「マグネシウム」の5種類で理想な水質の数値をご紹介します。
1.硝酸塩 ソフトコーラル:20ppm以下 ハードコーラル:0~2ppm
2.リン酸塩 ソフトコーラル:1ppm以下 ハードコーラル:0.1~0.3ppm
3.カルシウム ソフトコーラル:約400ppm ハードコーラル:450ppm
4.KH ソフトコーラル:9~12dkh ハードコーラル:9~12dkh
5.マグネシウム ソフトコーラル:1200~1250ppm
※あくまでも目安です
水質の維持ってサンゴ飼育において一番大変な管理なんです。
水換えを定期的に行っていればある一定の数値にはなりますが・・・特に「カルシウム」や「マグネシウム」はサンゴが消費してしまう為、数値は低下します。低下した場合は、水換え若しくは添加にて補います。
当然ですが、ミドリイシのようなサンゴを飼育している場合は、「理想の水質」をしっかり維持しないと長期飼育が難しいです。
ソフトコーラルやLPS(ゆらゆら系)の飼育であれば正直、換水だけで十分飼育できます。ヨウ素のみ添加して、あとは必要に応じて給餌をします。
添加剤を使用する場合は、しっかり試薬検査してから適正値の添加をしましょう。闇雲に添加するとイオンバランスが崩れて水槽崩壊に繋がります。
結論は・・・水質の維持は水換えが1番大事ってことです。
1週間に1度、総水量の10%~15%は換水しましょう!