1週間で何を身につけたか?
5年生のある子が、
漢字も部首も満点にしてました。
ずっと自分に自信がない感じで、
勉強もあまりしたくない、
去年も結構色々苦戦してきて、
その度に励ましながら色々
教えてきた子でした。
今日のニッコリ笑顔は
本当ごちそうさま、という
感じでした。笑
算数も調子良さそうで、
ミスなく解けるようになってきたのは
間違いなく予習シリーズ計算問題集で
鍛えられている結果かなと。
さて、中2です。
課題提出、チェックから
入りました。
小学生からの通塾組は
100%の提出率。
当然の顔つきで全てを美しく
提出してきます。
やってない子もいました。
正直、この時点で私は
額に怒りマークがいくつも
出てくるところですが、
仏の顔は3度と決めてますので
諌める程度にしてます。
問題なのは小テストです。
英単語テストの出来が
良い子は良いのですが、
できてない子はすこぶる
できておらず、
なぜ20個程度の英単語すら
覚えられないのか、
めちゃめちゃ疑問でした。
はっきり言って、
この単語数で本気で覚えられないならば
学習障害すら疑いかねません。
ここまで強い言い方をするのは、単に
できていない子が
やっていないだけだからです。
みんな満点になると思いますよ。
能力はありますし、そうするだけの
時間も持っているのですから。
現に、全力で覚えろ!と怒号を上げ、
すごい切羽詰まった演出をすれば、
30分も時間を取れば全員満点に
なりますよ。これは必ずなります。
切実性が欠けてるんですよ。
絶対覚えようという。
結局気の持ちようが浅いのです。
先日別の学年でも話しましたが、
小テストは挑戦の場ではなく、
出来ることの確認の場なんです。
そこを履き違えているのと、
それはおそらく学校で行われる
テストについても同じように
考えているから、同じ授業を
受けているのにパフォーマンスが
違うのではないでしょうか?
根本的に小テストに向かう
感性から改めさせなければ
ならない子が何人かいます。
2問や3問平気で間違って
「ああそうだった」なんて
軽く言っているようでは
壁は越えられないんです。
当然のように正答して、
当然のように出来る側に
与しているようにならないと
いつまでも負ける側に属する
ことになります。
成績が上がらない理由には
いくつかありますが、根本的に
考え方がズレてるっていうのが
ほとんどです。
1週間を、あるいは1日を
大切にできない人間が、
長期スパンで努力している
相手に簡単に勝てるわけ
ないのですから。
というより、1日を、明日を、
明後日を、と積み上げられるところに
学問は確かな土台を形成してゆくのです。