日輪を立てているような姿
2023.04.20 04:15
こんにちは。
AQUAMANです。
今回ご紹介する海水魚は、「ニチリンダテハゼ」です。
以前にご紹介したアケボノハゼと同様で、ニチリンダテハゼの名付け親は「天皇陛下」です。背びれに丸の模様があります。日輪は太陽と太陽の輪郭を意味します。この日輪に見立ててネーミングしたそうです。
生息地はインド洋~西部太平洋で琉球諸島以南でも確認できます。体長は最大で10㎝くらいでスズキ目ハゼ科ダテハゼ属の魚です。
テッポウエビと共生することでも有名で、ハゼは外敵に対する見張り役及び威嚇係、テッポウエビは巣穴職人です。
飼育方法は、比較的簡単です。
共生させる場合は、底砂を大小入り混じったものを敷くといいです。
性格は臆病で驚いたりすると直ぐに巣穴に隠れてしまいます。
餌付けは簡単で人工飼料を良く食べます。餌付かない場合は、スポイトを使ってブラインシュリンプを丁寧に与えるといいです。
混泳は、他の共生ハゼと相性が悪く複数の種類を飼育するのは難しいです。一般的なクマノミや、ハナダイ、ハギ等は全く問題がありません。
同種混泳は避けるべきです。ペアであれば大丈夫ですが・・・できれば単独飼育がいいです。
サンゴとの相性は問題ありませんが、注意点があります。
ライブロックの下などに巣穴を作ることが多いので、レイアウトが崩れる場合があります。陥没してサンゴが落下してしまうような事故もあるので気を付けて下さい。
オレンジストライプ柄と背鰭の丸い模様が可愛いハゼなので、是非、飼育してみて下さい。