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力を抜く第二弾の感想を頂きました

2018.05.29 21:56

いや~。

またまた、良い感想を頂きました。

前回の時も感想を頂けましたが、今回も私の言いたいことを明確にまとめてくれ、これだけ読んだだけでも勉強会に行った気になります。


私達は知識で物事をわかろうとし、わかった「気」になっています。

野球を見ただけでプロ野球選手のようにできるようになったらSFの世界です。

様々な理論があっても理論どおりにいかないのが現場です。

だからやってみないと上手くはなりません。

でもこの方法を少しずつ続けていると身体が楽になるとかそういうレベルの話しではなく、心と身体がつながっていることを実感できる方法です。


体験してみたい方は是非勉強会に参加してみてください。


★★★★★★★★★★★★★★★★★

御薗治療院一般の方向け勉強会の2回目に参加した。 

前回の復習と言える〇〇立(〇〇だち)を確認し、脚に力が入る感覚をやってみた。

〇〇立は多くの人が普段使わない筋肉を使うことで力の分散ができるようにする。

力が抜けないという人は、手や肩の力を使いすぎるために下半身の力が抜けていることがみられる。

下半身に適度な力が入るようになれば、手や肩の力が抜けやすくなり、その結果肩や首の筋肉がやわらかくなる。

実際に脚に力が入っていない一般の方が簡単な重心移動で脚(足)に力を感じるようになると、あっという間に肩や首の筋肉がやわらかくなった。 

人の体は日々の生活で使いすぎる部分とそうでない部分をつくってしまう。

先の例で言うと、上半身の緊張が下半身に移るとバランスが良くなり、きちんと立つことが出来、楽な上半身をつくることが出来た。 

つまり体の鈍感な部分をつくってしまうことにより、全体の緊張バランスが崩れ、体の不具合が出ることになる。

鈍感な部分を動かす意識を持っていれば緊張バランスが取れ、好循環を生み、体の大きな問題の発生を抑えることが出来る。

座位で胸を回す運動も同じで意識をして行うとすぐに体が熱くなり発汗してくる。 

大事なことは、なるべく普段使っていないところを動かす意識をし、そこに電気刺激(筋-神経刺激)を与えることで健康づくりの第一歩が始まると言うことであろう。 

★★★★★★★★★★★★★★★★★

(ここがとても重要なことなんです。動かないところを知る方法が次の段階です)

★★★★★★★★★★★★★★★★★

立ったまま体全体の重心を前後左右や斜めに動かすだけでも適切に実施すれば、大きな運動効果が得られる。

一般参加者の方が「背中や腰が疲れる」とおっしゃったのは如何に普段本当の意味で運動していないかが分かる。

いわゆる筋トレの本質がココにあると思う。 身体というのは記憶する性質があるから、本質的な運動を日々実践することで健康を獲得することができるはずである。 


今回の勉強会では、MBR法をご紹介いただいた。 

MBRは脳の記憶を体に送り筋肉をやわらかくするという方法である。 

記憶とは情報であり、イメージである。 身体は情報のやり取りで成立しているので、そのイメージがそのままの形で出来た方が結果が上手く行くようである。 

ついイメージを深く真剣にやろうとする。

そうすると緊張するのか上手く行かない。 

意識は軽く、楽しく、考え過ぎずにやった方が結果を伴う。目をつむって行うとイメージが強すぎてしまうということである。

分かっているようで難しい部分でもあるが、大切なコツである。 

記憶が運動であるということも今回とても参考になった。 

筋肉が硬くなるのではなく、情報がやられて硬くなる。このように考えられるようになると筋肉をやわらかくするための考え方が大きく変わる。 

この考え方はどこの教科書にも掲載されていない。中村先生が自ら臨床で培った集大成である。 

その経験がほんの2時間ほどで説明されてしまうのは、大変嬉しく貴重な時間である。 

実施することはシンプルだが、そこに深さと本質が詰まっている。 

様々な部位や場面で応用が利きそうな知識であったので現場で試行錯誤していきたいと思う。 


一方、実はMBR法の略は、メモリーボディリリースらしいのだが、中村先生は「マッスルなんたらだったかな~」と忘れてしまっていたようである。 

治療院スタッフの方が覚えていたので、「ああそうかー」とおっしゃっていた。 

いい加減という言葉があるが、まさにいい加減である。 

よく「ダメなやつ」などを意味する言葉として使われることがあるが、「適度」と同じ「良い加減」の意味がある。 

中村先生はまさに「良い加減」なのである。 適度であって過度でない。 

意識は軽く、楽しく、あまり考えずに行う。 勉強でも治療でも「良い加減」が上手く行く条件であると思った。 

意識を集中なんて言うと、やはり真剣になり程度を越して、それは過度である。 

治療も上手く行くにはこの力の抜けた適度な心身の状態をつくることがとても重要で、相手に与える意識もこちらの心身の構えでかなり変わってくるのはないかと心得た。 

中村先生ご自身で編み出した方法のネーミングを忘れてしまったことで、ハッと気づかされたように感じた。 

そんな御薗治療院の勉強会は楽しく、適度に力の抜けた、健康になるためのエッセンスがたくさん入った珠玉の作品に触れるような場である。 


終わったばかりだが、第3回目が待ち遠しい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★


自分でつけた名前を自分で忘れるなんて・・・。

おはずかしい~。

しかし、名前よりも大事なことは、できるということです。

自分で考えたものの名前を忘れるぐらい考えたことはどうでも良くなること!!

これが極意です!!

って言い訳してます。


ちょっと集中すれば誰でもできる方法です。それぐらい単純な方法です。

でも奥が深い。

それがMBR法です。

次回はMBR法のニューバージョン(と言ってももの凄く単純です)をご紹介したいと思います。

これは今のところ誰にも言ってません。

すご~い単純で、なにそれ~って感じです。

お楽しみに!!