【屋久島大学/短期集中講座】⑤屋久島エコツーリズムの楽しみ方 旅には無限の楽しみが生まれる
【屋久島を通して、新しい驚きと発見を】
あの屋久島大学が、バージョンアップして帰ってきました!!待望の短期集中講義!全6回で開催!!第五回は、旅を10倍楽しむ為の裏舞台を、覗いてみましょう!
海、森、空に暮らす命や、エコツーリズムのお話。屋久島の海を泳ぎまわるクジラの視点、花粉を運ぶ生きものの視点、屋久島の空を舞う鳥の視点。そんな多様な切り口から、屋久島をみたときにみえるもの。新しい冒険の旅、はじめましょう!
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【屋久島大学とは】
屋久島そのものを「学長」に、屋久島に学び、自然、地球、地域、文化を知る市民大学、「オンラインアカデミー・屋久島大学」。屋久島を核として、そこに集う知の集合体である貴重な専門家の方々を講師として、かつてない多様さで屋久島の魅力を縦横無尽にお伝えします!
●屋久島大学ホームページ:https://yakudai.jp/
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縄文杉トレッキング、ヤクスギランド、白谷雲水峡、大川の滝、平内海中温泉、西部林道、永田浜にフルーツガーデンまで、屋久島には、自然を楽しむ為の観光スポットが沢山あります!
最近話題の「エコツーリズム」ですが、実は結構難しく、自然や生活文化、人などを「宝」として守り、継承し、観光によって外の力を使いながら、その地域の発展を持続しなければなりません。地域と観光を結びつける為に大事なのは、その土台となる「宝探し」。住民の皆さんとともに、様々な取り組みを行う必要があります。―――そんな観光の裏側を知れば、なんと旅が何倍も楽しくなるそうです!
今回の講師は、エコツーリズムを通じた環境保全と地域振興に関する研究、ならびに持続可能な観光のあり方に関する研究を行なっている、文教大学国際観光学部教授・海津 ゆりえさん。沖縄県西表島や南大東島など国内はもちろん、ガラパゴス諸島やフィジーなど海外でもでエコツーリズムの実践と研究をされました。30年前から世界と日本のエコツーリズムを見守り続けてきた立役者・ゆりえさんに、屋久島への旅を十倍深めるために注目すべきポイントを語っていただきました。
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【講師のプロフィール】
◇海津 ゆりえさん
文教大学国際学部教授。農学博士。立教大学理学部化学科卒業後、地域計画を志し、建築・地域計画事務所に勤務。1995年資源デザイン研究所設立。1980年代末に「エコツーリズム」というキーワードに出会い、ライフワークにすると決める。1991年西表国立公園で環境庁が開始したエコツーリズム開発プロジェクトに携わり、以後各地のエコツーリズム支援にかかわる。日本エコツーリズム協会創設メンバーの一人。2007年文教大学へ。主要フィールドは西表島、奄美群島、八丈島、宮古市、磐梯朝日国立公園、ガラパゴス諸島など。1993年に屋久島へYNACを訪ねる。主要著書は、『日本エコツアー・ガイドブック』(岩波書店)、『エコツーリズムを学ぶ人のために』(世界思想社)など。