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第260話:森の大火を吸い込む(5):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.05.29 23:14

牛飼いの少年たちが目を開けると、

彼らと牛たちが

恐ろしい炎から助かっただけでなく、

バーンディーラの木が

完全に元どおりになっていて、

少年たちはびっくりしました。


牛飼いの少年たちが、

主の内的エネルギーの顕現である

主の神秘力により

森の火事から助かったとわかると、

少年たちは

「クリシュナは神様に違いない」

と考え始めました。


遅い昼下がりに、

主クリシュナはバララーマと一緒に

牛を連れて帰宅しました。


特別な方法で竹笛を吹いて、クリシュナは、

主の栄光を口ずさむ牛飼いの友だちの仲間たちと

一緒に村に戻ったのでした。


若いゴーピーたちは

ゴーヴィンダ(クリシュナ)が帰宅するのを見ると

大きな喜びに包まれました。


ほんの一瞬でさえ、主と離れることは

彼女たちにとっては何百年にも思えることでした。




…つづく

(10巻19章13-16節:19章おわり)