安眠できるためには?
生活リズムを意識して、生活スタイルを変える
朝日が昇ると目覚めて行動し、日没とともに休息に入って眠りにつくという、
『 サーカディアンリズム 』 と呼ばれる生体リズムは、誰もが持っているものです。
規則正しい生活を送り、生体リズムが整うと、ぐっすりと眠れたり、すっきり目覚められたり
安眠への道が期待できるのです。
『 快適な眠り 』 の為には、『 規則正しい生活 』 が大事☆
但し、強制的に行うとかえってストレスになりかねません。
無理をしないで、できるコトから少しずつ始めたいですね。
安眠できる為のQ&A
Q:
朝目覚めてから、つい二度寝、三度寝してしまうのですが、どうしたらスッキリ起きられますか?
A:
一度目覚めてからの眠りは、惰性の睡眠になりやすく、好ましくありません。
再び深い眠りに落ちると、ますます起きられなくなり、生体リズムも崩れるので、
頑張って起きた方が良いでしょう!
又、起床時間の予定よりも少し早く目覚めた場合、丁度いい睡眠周期で目覚めているので、
そのまま起きた方が、脳もスッキリとし、快適な一日が送れるでしょう☆
Q:
お酒を飲まないと寝付けないのですが、どうしてお酒を飲むと眠くなるのですか?
A:
アルコールが誘う眠りは、覚醒中枢の麻痺によるものなので、パソコンの強制終了と同じように、
活動を無理やり休止しているので本来の睡眠とは言えないのです。
脳が麻痺している状態に近く、体も脳も休まらず、長い時間寝ても熟睡間を得られないのはそのためなのです。
少しの物音で起きてしまったり、一度目が覚めたら眠れなくなるのは麻痺が直り、
脳が起きてしまうからだと言われています。
Q:
寝だめは有効ですか?
A:
休日は睡眠を多くとってしまいがちですが、寝すぎると、生体リズムが崩れる原因になるので、
寝だめは避けた方が良いでしょう!
休日に沢山寝ると、翌朝にスッキリと起きられなくなり、体調がスッキリしなくなりがちです。
どうしても寝不足を感じる場合は、軽く昼寝を(15~20分)して、睡眠を補うのも効果的です☆
(長い時間昼寝をしてしまうと、生体リズムが崩れるのであくまで短時間がお勧めです)
Q:
夢を見るのは、眠りが浅いせい?
A:
はっきりとした夢は、レム催眠の時に多く見ていると言われています。
特に明け方はレム催眠が増え、起きる準備段階に入っているので、夢の途中でパッと目ざめるようなら、
眠りが浅い可能性も考えられますが、逆に夢を見てもきちんと熟睡間があれば、
眠りの浅さを心配する必要はないでしょう☆
ぐっすり眠れる為に・・・
現代社会では、どこのご家庭でもテレビやパソコンが使われているので、
つい夜更かししてしまうコトもしばしばですよね・・・
安眠するには、就寝前にリラックスできている事が好ましいので、
寝る間際まで神経を使うような作業は、交感神経が活発になり、中々寝付けない事があります。
就寝前にあれこれ考えてしてしまう場合も寝付けない原因になりますので、
リラクゼーションの曲を聴いたり、呼吸をゆっくり深~く整える等、心を落ち着かせると良いでしょう☆
また、足が冷えていても寝つきが悪かったりしますので、足を温めてから眠ると良いです。
>>> 足浴の仕方についてはこちらへ
その他、ベットのマットが歪んでいないかどうか?
枕の高さは心地良いか?寝心地を確認するのもポイントです☆