デジャブ?? 立教大学の理念メモと、セカイチ塾の方向性について
今日の朝刊(朝日新聞)広告特集で、母校である立教大学について掲載がされていました。3日間の連載で都内の有名私立大学は一通り紹介があり、見出しを斜め読みしながら各大学を比較して見ていましたが、このような特集で母校の掲載を発見する度に、「自分は立教大学の申し子だな!」と思わずにはいられない感覚に陥ります。笑
そんな勝手な感動をシェアしたくなったのと、「教育」を人生のテーマとしながら活動している自分にとってのメモ書き的な意味合いも含め、以下に綴ってみようと思います。
大学で感じた違和感に正面から向き合い、アウトローな道へ進んだ学生時代
母校は大好きなのですが、在学中は決して優秀な学生ではなかったし、というよりは授業にほとんど顔を出さない(大学には毎日いるけど)タイプの学生で、所属していた教育学科では結構問題児扱いされていました。自分の考えとかを特に伝えることはなかったし、周りから見たら意味不明な子だったと思います。
ー単純に無気力状態だった時期も実際にはあるけれども、理由の一つは、現役一般入試で入った数少ない人間として、周りに対してさらに差をつけていきたいと思ったこと(当時の若さ所以のプライド)。もう一つは、同じく教師を志す同級生や学科の教育内容等に様々な違和感を持ち、その違和感に正面から向き合った結果、自分なりに見つけた進むべき道が大学の講義以外の場所にあった、ということでした(この辺りは今度じっくり書きたい)。
池袋のキャンパスには所属しつつも、周りとは違う方法で学びを深めた大学時代。少々異質な文化を持つサークル活動に心を動かされ、側から見ればただそれに没頭していただけなのですが、18才当時の自分が信じて選択した道は、大学を卒業し実際に小学校の教壇に立った時、決して間違ってなどいなかったと強く確信できるものへと育っていました。
「デジャブ」みたいになったFacebook投稿
あの頃から10年程が経ち、30台に突入した現在、改めて立教大学の理念に触れる機会がある度、なぜか今自分が考えていることとかなり一致している不思議があります。直接大学の理念を教わることなどなかったし、そもそも授業もほとんど出ていないのに。。
例えば先週久々に投稿したFacebookの内容も、面白いほど今日掲載されていた記事と一致していました。
一方で、立教大総長のコメントでも、「世の中は得てして自分の想像通りにはいかないし、明確な答えがあるものでもない。」といった言葉が出てきています。読んでいて良いなと思ったのは「納得解」という言葉で、Facebookに投稿した後半部分は「自分なりの納得解を信じてやってみること」と綺麗に言い換えることもできるなと感じました。
リベラルアーツ、建学の精神と自由の学府、立教大の取り組み
自分へのメモ的な意味合いも含め、もう少し大学の理念とか取り組みにフォーカスして語ってみようと思います。今回の記事をまとめると、概ね以下のような内容でした。
・3つのC、創造(Creative)・挑戦(Challenge)・変化(Change)に取り組む
・リベラルアーツ教育は、現代のグローバル教育にもぴったり当てはまる
(個性を重視した人間教育、対立よりも協調、画一化ではなく多様性のある価値観の重視など。社会が物質的な繁栄を目指す考え方へ傾斜することへの懸念、警鐘)
・先進的なリーダーシップ教育と立教大の取り組み
(いわゆる権限やカリスマ性だけがリーダーではない。自分の頭で考え、それぞれがリーダーシップを発揮すること)
・自分なりの納得解を持つことの大切さ
(上既出。世界を革新する、より良い社会を作るという意識を持ち、社会の一隅に光をあてる人材)
・グローバル教育に加え、キャリア教育にも力を入れていく
(キャリアとは、どのようなビジョンを持って生きていきたいのか、それに向けてどう進んでいくのかを考え、実践すること。)
セカイチ塾の今後、グローバル教育とキャリア教育
生活していくにはもちろんお金が必要だけれども、利益や集客といったしがらみから一旦離れ、純粋性で自分自身を見つめ直した時、最も確からしいものとして残ったのはやはり、「教育」と「フィリピン」の2ワードでした。
現在は英語教育という切り口からアプローチし、フィリピンのセブ留学を広めるような活動をしているけれども、私自身が常々言っている「本当の留学(留まって学ぶ)」という語学学習を超えた範囲は、立教大学でいう「グローバル教育」と言い換えることもできそうです。また、セカイチ塾という名前からも連想できる通り、今後やっていきたいと思っている領域は「キャリア教育」にもあり、実際にすでに活動し始めているけれども、このあたりも立教大の取り組みとかなり一致しています。更には、立教大の記事タイトルがもう「世界オンリーワン」、まさに「セカイチ塾」になっているという、、笑。こんな感じで勝手にテンションが上がっているだけですが、短めの広告記事からも色々とヒントを得ることができました。
もちろん、若干30才の個人事業主が日本の大手大学と比較していること自体、おこがましいことなのかもしれません。けれども、純粋な母校愛と、偶然を運命として受け止め進んでいく姿勢と決意、そんなものを今日はここに残しておくことにしました。