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第262話:ヴリンダーヴァナの雨季と秋(2):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.05.31 23:09

それから空は

稲光と雷を連れた深い雨雲に覆われました。


物質自然の三様式が

小さな魂を覆うように、

空と自然の織りなす光に

覆いがかかりました。


その光線で、

太陽は水の姿に入っている

地球の富を八ヶ月に渡って飲み干しました。


今、地球に受け取る時期が来て、

太陽は溜め込んでいた富を

手放し始めたのです。


一瞬、光が輝いたかと思うと

壮大な雲が震え、激しい風に流されました。


まさに慈悲深い人物のように、

世界を楽しむために

雲が彼らに生命力を与えました。



…つづく

(10巻20章4-6節)