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マヤ

『W旦那+(プラス)』 the "no" phase⑧ 三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.06.01 01:10
「めっちゃ動いてるし…💧」




子供たちはみんな静止することなく

ゆらゆら動いている。



「うん!そやな…💧ルールを説明してない俺が悪かった」



「けんちゃん、どーしゅるの?」



「わっかんなーいね」



「踊るんじゃないの?」



「あんな、みんなえーか?」



「はぁーい♫」



「健ちゃんが目を閉じて、だーるまさんが…ってゆうてる時は前に歩いてオケ!」



「後ろちゃうで!前に進めやで」



「はーーぁい♫」



「次に、転んだ!…って言うたらそこでストップや!」



「健ちゃんが、転んだ!って言うてすぐに振り向いた時に、動いてるお友達を見つけてこっちに呼びます」



ちびっ子たちはわかってるような、

わかってないような雰囲気で、ユラユラしたり、手を上げたりしている。



「健ちゃんに呼ばれたら、捕虜になってまうから、みんな動かんように頑張りや!」



「ほりょだって」



「けんちゃん、ほりょってなに?」



「鬼に捕まるんや」



「けんちゃんとこ行くんだって」



「いーね♫」



「……」



「そうやって捕虜にならんと前に進んできた子が俺にタッチした後、だるまさんが転んだ…って言うてる間に、今度は出来るだけ遠くに逃げます」



「逃げるの?」



「そやで!みんな転ばんように逃げや」




「ストップ!って言ったらそこで止まるんやで」



「はーい」



「そこで健ちゃんに最初にタッチした子が、何歩進んでいいかを言います」



「それはなぁに?」



「健ちゃんが進んでもいい歩数や」



「健ちゃんが、例えば10歩とか、言われた歩数だけ進んで、俺にタッチされた子が次の鬼になるんやで」



「オニやだね」



「うん、やーだ」



「そいじゃ俺がずっと鬼でええから、いっぺんやってみよか?」



「おー!」



「いくで!」



「だーるまさんが…転んだ!」



振り向くと、半数以上のちびっ子達が動いている。



片足で立ったり、左右に揺れてたり、とにかくみんな楽しそうに笑っている。



「…しゃーないなぁ  笑」



「いま自分で動いたと思った子、みんな前においで!」



「は〜ぁい♫」



全体の3分の2が健二郎の元にやってきた。



健二郎の周りに鈴なりになる。



「凄い光景やな  笑」



ママ達もクスクス笑って、中には我が子の楽しそうな姿を写メに撮ってる人もいる。



「ほないくで!だーるまさんが…転んだ!」



ほとんど年長のちびっ子達の中で、隆臣と太陽が踏ん張っている。



どうやら太陽が隆臣に耳打ちして、動かないようにリードしているようだ。



(お?えー感じやんか、たっくん)



「はい!そこのピンクのTシャツ着た女の子と、緑の帽子かぶったボク、健ちゃんとこおいで!」



「はぁぁ〜い♫」



「捕まった方が楽しそうやな  笑」



つづく