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Fishing Diary

管理釣り場で得るもの

2018.06.02 01:14

那須ルアーフィールドで経験した管理釣り場の楽しさが


忘れられず、先日は発光路の森へ。


同じ場所へ行くことも考えたが、まずは色々な釣り場へ行き


様々な経験を積むことが必要だと思った。


高速を降りてしばらくすると、山道をひたすら登って行く。



早朝なこともあり、市街地から発光路の森までの20kmあまり


車と一度もすれ違うことはなかった。


現地へ一番乗りで入ると、人懐っこい猫が迎え入れてくれて何とも和む空気感。



開園前に各ポンドを見て回るが、噂通りスーパークリアな水質。


大型の魚が目の前を優然と泳ぐ姿に気持ちも沸き立つ。


準備を済ませて7時に釣り開始。3号池へ。



始めて1時間が経つも、魚からの反応がない。


那須ルアーフィールドで教わったスローリトリーブが通用しない。


考え方を変えて巻くスピードを上げるとすぐに魚が反応する。


さっきまで全くと言って良い程反応が無かった魚がチェイスしてくるから驚く。


『クリアウォーターは速めに巻かないと見切られる』


村田さんの言葉を思い出した。


数投後バイトするが、惜しくも手元でバラしてしまった。


3号池にしては小さいサイズだったが、午前中はこの一匹だけがチャンスだった。



昼食は併設されているレストランでドライカレーをいただく。



静かな場所でのんびりと食事をすることが贅沢な気分にさせてくれる。


食事をした後は昼寝。ポンドから魚が逃げることはないので


焦ることなくゆっくりとできる。



そして午後の部。1号池、2号池を回ってみるが魚は小さい。


小さい魚でも狙ってとれるほどのテクニックはないが、


サイズを求めてしまうところが自分らしくもある。


数匹手にして再び3号池に入る。



午後は風もふき出し、魚の反応もまた変わる。


普段ペレットを餌としている魚達は表層に目を向ける習性が


あるらしいが、風がふき始めるとタナが落ちる。


表層を巻きやすいアルミん4.3gからディープカッパー4.5gに変え


中層あたりを巻いてくると、これも数投でバイトする。


しっかりとフッキングしたはずが、再び手元でバラす。



時間はあっという間に過ぎて行き、17時の閉園まであとわずか。


風がなくなり、表層への反応が再び良くなってきたので


アルミんを表層近くで巻き続ける。




一定の速度で、余計なアクションは加えない。


魚に疑いを持たれる前にチェイスさせて食わせる。


そしてこの日最後となったバイト。


これもしっかりフッキングさせたと思ったが


これもジャンプされてあっけなくバレてしまった。


残念ながらこれでこの日は終了。3号池では魚を手にすることができなかった。


帰りの車中では一人反省会。



思うような結果は出せないものの、管理釣り場で得るものはたくさんある。


ルアーの選ぶ基準、動かし方。その全ては目の前の魚達が教えてくれる。


少しずつではあるが、自分のやっていることの根拠が出来上がっていく。


その蓄積が釣果の差になって表れるのだ思う。



帰宅して歯型のついたルアーを眺めながら


次の釣行を考える時間もなかなか楽しいものになってきた。